いらっしゃいませ、家電の虎です。
テレビはやはり55型が人気!接客して思うけどほとんどのメーカー50型になるとスペック落としてきてますからね。
反対に65型のみ最上位というモデルもありますが置けないから55型に落ち着くんでしょうね。
それでは前振りなしで紹介していきます。まず初めに有機からいきます。なんで有機から?って思いますよね?価格が下がって液晶並みにお得だからです。
①パナソニック TH-55Z90A
トップバッターは、パナソニックの有機ELテレビ TH-55Z90Aです。
発売は去年の2024年夏なので、今現在では生産完了扱いの型落ちモデルとなっています。
有機ELテレビって、多くのモデルが夏くらいに型落ちになるんですよね。
そういった意味では、液晶テレビより後に底値になるって感じです。
| 発売日 | 2024年6月 |
| パネルの特徴 | ・Dynamicハイコントラスト有機ELディスプレイ ・低反射パネル |
| スピーカー性能 | 実用最大出力 80W |
| 外付けHDDへの同時録画数 | 2番組 (BS4K/110度CS4K放送の2番組同時録画は不可) |
| スタンド形状 | 1本足タイプ (転倒防止機構あり) |
| 本体寸法 | 幅122.7cm × 高さ76.5cm × 奥行30.3cm |
このTH-55Z90Aは、もともとお値引きできない指定価格商品でした。
でも、在庫処分扱いになってしばらくすると、指定価格商品ではなくなりお値引きもできるようにかわるんです。
かつ、生産終了に切り替えたあとくらいに、店舗にけっこうな在庫がお得商材として入荷したので、ぼくの所属する会社でもまだ在庫があったりします。
Amazonなどでもまだ流通しているので、8月や9月は家電量販店やネット通販でも売り上げ上位になっていました。
本機は、スタンダードな有機ELテレビですが、黒の締まりや明るさの表現は、他社のスタンダードモデル以上の魅力にあふれています。
パリッとした鮮明な映像は、見ていただいたお客様からも「リアルだねー」「ハッキリ映っているねー」と好評です。
低反射パネルを採用しているので、良い意味で画面のギラつきが少ないので、明るい部屋や日中などの時間帯でも映像に没入しやすいと思います。
音質面では、上向きのスピーカーと低音用のウーハーも搭載しており、見ている人が聞きやすくもあり量感もある音が楽しめます。
テレビ単体のスピーカーとしては、十分及第点のサウンドです。
また、AmazonのFire TV OSを採用しているため、YouTubeはもちろんプライムビデオやネットフリックスなど豊富な動画配信アプリを利用することも可能。
ぜひ高画質・高音質の動画をこの有機ELテレビで見てみてください。
スマホやタブレットで見る動画とは、全く違う感動を覚えると思いますよ。
目安の価格は約20万円くらいですが、お店やネット通販によってはそれよりも安く出しているところも多いので、この機会にぜひチェックしてみてください。
②パナソニック TH-55Z95A
2つ目も、パナソニックからTH-55Z95Aです。
| 発売日 | 2024年6月 |
| パネルの特徴 | ・マイクロレンズ有機ELパネル ・低反射パネル |
| スピーカー性能 | 実用最大出力 150W |
| 外付けHDDへの同時録画数 | 2番組 (BS4K/110度CS4K放送の2番組同時録画は不可) |
| スタンド形状 | 1本足タイプ (首振り機能、転倒防止機構あり) |
| 本体寸法 | 幅122.7cm × 高さ79.2cm × 奥行34.8cm |
1つ目にご紹介したZ90Aの上位モデルにあたります。
昨年モデルでは、最強テレビの一角でしたTH-55Z95Aの最大の特徴は、マイクロレンズ有機ELパネルです。
2023年と2024年モデルの最上位モデルに投入された技術で、それまでの有機ELテレビ以上の明るさを発揮できるのが強み。
そもそも、有機ELテレビは漆黒の表現ができるから、メリハリのある映像が得意なテレビです。
でも、液晶テレビに比べて暗いという弱点がありました。
その認識を覆したのが、マイクロレンズ技術なんです。
ほんとに真っ黒の表現ができることに加え、より明るさが発揮できるとなると明暗差をリアルに表現できるので、より人間の目で見ている世界に近づいた高画質を描き出せます。
正直、2025年モデルの有機ELテレビと比較しても十分渡り合える、なんならこのZ95Aの方がキレイじゃない?って思えるものが多いくらいです。
音に関してもパナソニックのこだわりが詰まった仕様になっていて、上向き・横向きのスピーカーで音の広がりを出しますし、目玉はクリアでパワフルなサウンドを届けるラインアレイスピーカー。
画面の下部に搭載されたフロントスピーカーですが、なかには10個以上のスピーカーを並べて、音の干渉を抑えてハッキリした音を届ける仕組みになっています。
ちゃちなシアターバーなら無くてOK、と言わんばかりの音が体感できる仕上がりです。
1本足タイプのスタンド構造は下位モデルのZ90Aと同じですが、画面の首振り機能があるので掃除や角度調整がしやすいのもひそかな魅力。
新型である2025年モデルのZ95Bシリーズは、『プライマリーRGBタンデム』といった新しい有機ELパネルになっていますが、個人的にはそれでも競えるだけのポテンシャルが本機にはあると思っています。
Z95Aも指定価格ではなくなりお安くなりました。
こちらも在庫限りではありますが、トップクラスの性能のテレビをお考えであれば、一考の価値はあるモデルです。
③TVS REGZA 55X8900N
3つ目は、TVS REGZAから55X8900Nです。
こちらも2024年モデルなんですが、まだ在庫が残っているところがあるので、これが最終タイミングかなと思ってご紹介いたします。
| 発売日 | 2024年4月 |
| パネルの特徴 | 高コントラスト低反射有機ELパネルモジュール |
| スピーカー性能 | 実用最大出力 72W |
| 外付けHDDへの同時録画数 | 2番組 (BS4K/110度CS4K放送の2番組同時録画は不可) |
| スタンド形状 | 1本足タイプ (2つの高さで組み立て可能、首振り機能あり) |
| 本体寸法 | 幅122.6cm × 高さ(低)76.8cm/(高)79.8cm × 奥行26.5cm |
レグザのX8900Nは、非常にクセのない有機ELテレビ。
画質は、低反射パネルで見やすく、落ち着いた映像が好みの方にすごくおすすめ。
地デジやネット動画やゲームなど、さまざまな映像を高画質に補正しつつナチュラルな仕上がりで楽しめます。
音に関しても、とびぬけてすごいわけではありませんが、昨今の軽い音のテレビと比べると違いはすぐ分かるレベル。
低音や高音ともにバランスよく音を届けてくれますよ。
また、画質や音質ともに、最近は当たり前になりつつあるAIの自動調整ももちろん搭載。
部屋の明るさや番組のジャンルなどに合わせて、最適と思われる状態にしてくれますので手間がかかりにくいのです。
ネット動画に関しても、YouTubeやネットフリックス、U-NEXTやプライムビデオなど主要なアプリにはだいたい対応していますから、ほとんどのお客様からは十分楽しめるとおっしゃっていただけます。
他社のようにAndroid や Fire TV OS などの仕組みが入っていないので、追加で好きなアプリをダウンロードするなどはできませんが、その分操作性やホーム画面はシンプル。
小難しいのはちょっと苦手ってお客様からは、逆に好評ですし店員目線でもおすすめしやすいポイントだとも思っています。
ゲームを快適に遊べる機能も優れていますし、1本足スタンドで設置がしやすく、高さも変えられるので後付けでシアターバーなども置きやすい。
画面の首振り機能もあるので、見ている位置に画面を向けたり、テレビの足元の掃除もしやすいです。
とまあ、他のテレビと比べて突き抜けた特徴があるとは言えませんが、総じて平均点が高く、使いやすいポイントが多い優等生といったモデルかなと思います。
堅実な売り上げと人気を獲得する有機ELテレビの55X8900N。
もし在庫を見かけたなら、今が買いのタイミングです。
ここからは液晶テレビ、いきます。
④TVS REGZA 55Z875R
液晶テレビの1つ目は、TVS REGZAの55Z875R。
発売直後から人気爆発。
個人的には、「迷ったらこれをまず見てください」と店頭でもお客様にご紹介することが多い今年の大本命モデルです。
| 発売日 | 2025年7月 |
| パネルの特徴 | 高輝度 Mini LED液晶 広色域量子ドットパネル |
| スピーカー性能 | 実用最大出力 70W |
| 外付けHDDへの同時録画数 | 地デジ最大6チャンネル同時録画 BS・CS 2番組同時録画 BS4K/110度CS4K 裏番組録画のみ |
| スタンド形状 | 1本足タイプ (首振り機能あり) |
| 本体寸法 | 幅122.9cm × 高さ77.0cm × 奥行26.6cm |
2025年モデルの液晶レグザのなかでは、上から2つ目に位置するZ875Rですが、画質や音質に加え便利な機能も豊富でスキがないモデルとしておすすめです。
まず、映像面ではMini LEDバックライトと量子ドットのによる明暗がハッキリしつつも、自然な色合いが楽しめる高画質さが魅力です。
今年はMini LED液晶テレビ自体はたくさん発売されて、選択肢も増えました。
けれど、店頭などの実機で比較してみてください。
ひとくちに『Mini LED液晶テレビ』といえど、やっぱりピンキリなんだなって分かりますから。
同じレグザであっても、ひとつ下のZ770Rシリーズと比べてもよりリアルな映像はやっぱりこっちだということがよく分かると思います。
音に関しても、テレビの内蔵スピーカーということを考えればよく出てる方です。
フラッグシップモデルなどと比べるとさすがに劣りますが、音の広がりやセリフの聞こえ方は十分かなと思います。
もっと低音や迫力が欲しい!って方は、ぜひシアターバーを活用してみてください。
高画質の映像とあいまって、満足度が爆上がりしますから。
ネット動画は、YouTubeやプライムビデオなど19種に対応。
DAZNやLeminoなども対応しているので、基本的には十分楽しめます。
また、地デジのテレビ番組をメインに楽しむ方向けに、自動録画機能のタイムシフトマシンを搭載。
外付けHDDを用意すれば、最大6チャンネルを指定した時間帯の番組を自動で録画しておいてくれ、古い番組から勝手に消去されるので、録画する手間も削除する手間もかかりません。
ネット動画の視聴が増えたとはいえ、まだまだテレビでやっているコンテンツって多いですからね。
低反射で明るい部屋でも映り込みが少なく、広視野角なので真正面以外からでも色あせがほぼないので、見やすさという観点からでもバッチリです。
2画面同時表示機能や生成AIをつかった便利機能など、他社よりも1歩先に行ってるなと思えるポイントも多いのも魅力ですね。
目安の価格は26万円ほどですが、案外店頭でももう少し安い場合も多いと思います。
キャンペーンやセールになっていることも多いモデルですしね。
せっかく買うならしっかり楽しめるテレビがいいなってお客様は、ぜひこのZ875Rをまずチェックしてみてだください。
⑤TVS REGZA 55Z670N
液晶テレビ2つ目は、TVS REGZAの型落ちモデル・55Z670Nです。
2024年モデルなんですが、お買い得な商品としてまだけっこう流通しているテレビなので、今回選んでみました。
| 発売日 | 2024年5月 |
| パネルの特徴 | 面直下型 広色域LEDパネルモジュール |
| スピーカー性能 | 60W |
| 外付けHDDへの同時録画数 | 2番組 (BS4K/110度CS4K放送の2番組同時録画は不可) |
| スタンド形状 | 1本足タイプ (2つの高さで組み立て可能、首振り機能あり) |
| 本体寸法 | 幅123.3cm × 高さ(低)75.7cm/(高)78.7cm × 奥行26.5cm |
Mini LEDや量子ドットは搭載していない標準的な液晶テレビですが、そのぶんお買い得感のある価格設定になっていて、非常に人気が高いテレビです。
55Z670Nは、ほんとにクセがなくて画質や使い勝手などのバランスに優れています。
有機ELテレビのX8900Nのときも同じようなことを言いましたが、レグザのスタンダードモデルってなんていうか「こうゆうので良いんだよ」って感じの設計のテレビが多いんですよね。
動きのあるシーンでも残像感を抑えた倍速液晶パネルと、低反射仕様でキレイな映像がしっかり見やすくなっていますし、音も合計7個の内蔵スピーカーを駆使してパワフルなサウンドを届けます。
もちろん各種ネット動画に対応し、ゲーミング機能もレグザならではの快適なものを備えているので遊びの面でも光るものがありますよ。
スタンドは、意外にお客様からご要望のある1本足タイプで、首振り機能搭載。
高さが2段階で組み立てできるので、シアターバーを利用したい方もテレビの足元に設置ができる新設設計。
これで約15万円なので、お買い得感はバツグンだと思います。
さすがに2025年新モデルにある、生成AI機能や2画面機能などはありませんが、シンプルかつコスパの良いテレビをお探しであれば非常に魅力的じゃないでしょうか。
型落ちでもいいよってお客様にはすごくおすすめのテレビです。
余談ですが、本機の65型モデルもまだけっこう在庫があったりするので、大きいサイズでお求めやすいのをお探しの方も参考にしてみてはいかがでしょうか。
⑥ソニー K-55XR50
3つ目は、ソニーのブラビア5ことK-55XR50。
あえて量子ドットは採用せずに、抑えめの価格設定で順調に売れ筋となっているモデルです。
| 発売日 | 2025年6月 |
| パネルの特徴 | Mini LED液晶パネル |
| スピーカー性能 | 実用最大出力 40W |
| 外付けHDDへの同時録画数 | 2番組同時録画 |
| スタンド形状 | 画面真ん中下部に2本足タイプ (2つの高さで組み立て可能) |
| 本体寸法 | 幅 122.8 x 高さ(低)73.9cm/(高)78.8cm x 奥行21.0cm |
これまでよく言われていたのが、
「ソニーのテレビが欲しいけど高いよね?」
「ソニーのMini LED液晶テレビに興味があるけど、他社より高いなぁ」
お客様からはこんなお声が多かったんです。
そういった評判を気にしてか、2025年モデルとして登場したのがK-55XR50。
豊かな色彩表現を可能にする量子ドット技術は採用せず、上位モデルとの差別化を図り、価格抑えて発売したことによりソニーの55型では1番の人気筋になりました。
もともとソニーは、明るく鮮やかめな映像が特徴だったんですが、Mini LEDバックライトになったことにより、明暗の表現力が増しました。
これによりこれまで以上のハッキリとした映像が楽しめるものになっています。
とくに、YouTubeなどのネット動画に関しては、ノイズを抑えたり高精細に映し出す能力に長けていたので、ネット動画メインで視聴する方にはおすすめがしやすいですね。
音に関しては、正直シアターバーを接続した方がいいなと思っています。
悪くはないんですが、いかんせん音が軽い。
ただし、映画やライブ、スポーツなど低音感や迫力をそこまで求めていない方なら気にならないかなと思います。
また、人の声のみを大きくしたり小さくしたりできる機能「ボイスズーム3」がなかなかに優秀。
全体の音量は上げなくても、ドラマやニュースなどセリフが聞き取りづらいなってときに、人間の声だけ強調できるから聞こえやすくなるんです。
これはぜひ使っていただきたい機能ですね。
最近のテレビって、音がこもりがちだったり、セリフが聞き取りにくかったりしますから。
電源オフの状態からでも、好きな番組のチャンネルやネットアプリがすぐ起動できたり、音声検索のサクサク感が良かったりと、使い勝手の良さはさすがソニーかなと思っています。
ソニーのテレビがいいんだよ、ソニーが好きなんだよってお客様で、ブラビア5をご存じなかった方がいれば、ぜひ気にしてあげてみてくださいね。
⑦シャープ 4T-C55GN2
液晶テレビ4つ目、今回最後のご紹介は、シャープの4T-C55GN2です。
| 発売日 | 2024年7月 |
| パネルの特徴 | N-Blackパネル |
| スピーカー性能 | 実用最大出力 35W |
| 外付けHDDへの同時録画数 | 1番組のみ |
| スタンド形状 | 1本足タイプ (首振り機能あり) |
| 本体寸法 | 幅123.2 × 高さ77.7 × 奥行28.1cm |
シャープのテレビは、この10月に一部新型が発売されるので、ご紹介する4T-C55GN2は今この原稿を書いているときに型落ちになりました。
新型にあたる『HNシリーズ』については、また後日ご紹介できればいいなと思っています。
4T-C55GN2は、ちょうど真ん中くらいのグレードのモデルで、価格を見てもらっても分かる通り、お求めやすい価格もありシャープのなかではよく売れているテレビです。
特徴としては、明るい部屋でも光が反射しづらく映り込みが少ない『N-Blackパネル』を採用している点。
反射を抑えつつ、黒色の締まりが良くなるので、映像が全体的にハッキリクッキリします。
下位モデルのテレビとよく並べていますが、お客様からも違いがよく分かると言われるポイントですね。
オートで画質調整をしても、全体的に明るめの印象なのでそういった画質が好きな人には好まれるテレビだと思います。
スピーカーは、前向きに反射させながら音を出す仕組みになっていて、思いのほかセリフなどが明瞭に聞こえるのもうれしい点です。
上向きスピーカーやウーハーは積んでいませんが、ニュースやドラマを見る分には不足は感じにくいかなと思います。
また、2画面表示機能にも対応していて、テレビ番組を2つ同時にチェックしたり、録画しておいた番組を再生しながら、リアルタイムの番組をチェックすることも可能です。
画面の大きさも任意で変えることができますから、大画面でスポーツを見ながら小さめの画面でニュースを流しておくなんて使い方もできますよ。
もちろんシャープなので、Google TV 機能はしっかり搭載しています。
豊富なアプリを利用して楽しむこともできますから、55型の画面でいろんな動画を視聴できます。
今回ご紹介するなかでは1番お安い価格のテレビなので、予算をおさえることが最優先の方にはぴったりじゃないでしょうか。
まとめ
それでは本日のまとめです。
今回は、今買うべき液晶テレビと有機ELテレビのおすすめ7選をご紹介いたしました。
ちょうど型落ちになって安くなっているモデルも、発売から時間がたち価格が落ち着いたモデルもあり、55型は今熱いサイズでもあります。
選択肢が多いですが、今回の記事がすこしでもお得なお買い物に役立てばうれしい限りです。
本日はここまでになります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
次回もよろしくお願いいたします。




