衣類乾燥機の最強格の『乾太くん』って何が凄いの?他のモデルと決定的な違いとは?

いらっしゃいませ、家電の虎です。

自宅を新築する方に多いのがドラム式洗濯機を買うのではなく縦型➕乾燥機が意外と増えている感じなんですね。

乾燥機はお決まりですか?と伺うと乾太くんって。

本当ここ数年で乾太くんの認知度が爆上がりしている気がします。

でも皆さん、そもそも乾太くんって何がそんなにいいか知ってます?

今回はいい話だけじゃありません。ちゃんと乾太くんのデメリットや弱点もしっかりとお伝えしていきます!

今回は

1、そもそも衣類乾燥機の乾太くんとは?

2、それぞれの乾燥方法の比較

3、ネットで出回らない乾太くんのデメリット・弱点

これらについて解説していきます。

目次

まず衣類乾燥機の乾太くんとは?

改めてですが、乾太くんはガス器具メーカーのリンナイが出している「ガス式の衣類乾燥機」です。

似たような製品で家電量販店で販売されている衣類乾燥機がありますが、これは「電気式乾燥機」と言われているものです。

ドラム式洗濯機に搭載されているヒーター乾燥やヒートポンプ乾燥、洗濯機上部に設置する乾燥機もこの電機乾燥機の種類の一つに当たります。

乾太くんの特徴は

・電気ではなくガスを使って乾燥

・軒下に設置できる機種がある

・設置にはガス栓との接続工事が必要

・都市ガス・プロパンガス、どちらの家庭にも対応している

ここが、ドラム式洗濯機や電気式の衣類乾燥機との決定的な違いですね。

そんな乾太くんのラインナップはこの様になっています。

 デラックスタイプスタンダードタイプ
型番RDT-93RDT-63RDT-93 NTURDT-63 NTURDT-80RDT-54SRDT-31S
容量9kg6kg9kg6kg8kg5kg3kg
軒下設置
静音ドラム
スマホ連携
花粉ケア

この7機種となっています。

容量の大きい機種だと8キロや9キロといった衣類を一度に乾燥させることができたり、屋根のある屋外に設置できる機種があるなど、変わった特徴の機種もあります。

デラックスタイプの花粉ケアコースはシャープの技術である「プラズマクラスターイオン」を使いながら乾燥させます。

他にもスマホ連動機能を搭載している機種もあり、運転状況の確認を外出先から行うこともできます。

「ドラム式洗濯機でもスマホ連動機能や運転音が静かな機種はあるじゃん!何がそんなにいいの?」と思う方も多いと思います。

じゃあ、なぜここまで人気なのか。

理由はめちゃくちゃシンプルです。

すべての機種に共通していることとして、80℃前後の温風で、大量の衣類を短時間で一気に乾燥させることができます。

6キロの洗濯物であればおよそ60分、9キロの洗濯物はおよそ90分で乾燥させることができます。

使っている方の話を聞いていると、早いものだと30分くらいで乾燥が終わることもあるそうです。

ガスを使って乾燥すると、「仕上がりの良さ」「乾燥時間の早さ」が段違いに良くなり、特にタオルを乾燥すると、ふわふわな仕上がりになると好評です。

これこそが乾太くんの人気の理由で、だからこそ「一度使うと手放せない」と言われる方が多いんです。

その分、設置条件や初期費用といった注意点もありますが、

・乾燥時間をとにかく短くしたい

・洗濯物の量が多い

・タオルの仕上がりにこだわりたい

こういった方にとっては、他の衣類乾燥機では代え効かない存在になっているのも事実です。

「乾太くんの乾燥がいいって言うのはわかったよ。じゃあドラム式洗濯機の乾燥と比較したらどうなの?」

と思った方も多いのではないでしょうか?

それでは次はその部分を解説していきます。

それぞれの乾燥方法の違いを比較

ここで一度、

・ドラム式洗濯機のヒートポンプ乾燥

・ドラム式洗濯機のヒーター乾燥

・洗濯機上の電気乾燥機

・乾太くんのガス乾燥

この4つを簡単に比較してみましょう。

ドラム式洗濯機のヒートポンプ乾燥

まずは【ドラム式洗濯機のヒートポンプ乾燥】が向いている方。

「どれがいいの?」という目線でなく、こういった方にはこの乾燥方法が向いているという考え方で整理していきます。

・洗濯から乾燥までを一台で完結させたい

・洗濯物を移し替える手間を減らしたい

・夜にまとめて回して、朝には終わっていればOK

こういった方には、ドラム式洗濯機の乾燥は相性がいいです。

「家事の時短」を目的とするのであれば、ドラム式洗濯機は「考える手間を減らす家電」とも言えます。

洗濯物を投入してスイッチを入れれば、干す・取り込む過程を省略することができ、洗濯に掛ける時間や判断そのものを無くすことができます。

また、60℃前後の低温で乾燥させるので、幅広い衣類乾燥をすることができます。

一方で、運転時間が長くなりやすく、1台で洗濯と乾燥を行うため、衣類とタオルを分けて洗濯・乾燥したい方には使いづらく感じるケースもあります。

また、フィルター掃除や内部のお手入れなど、使い続けるほどメンテナンスの手間が増えていく点や、購入費用がかかる点はあらかじめ理解しておく必要があります。

ドラム式洗濯機のヒーター乾燥

次は【ドラム式洗濯機のヒーター乾燥】です。

・ヒートポンプ乾燥のドラム式洗濯機と比較して、本体の価格が比較的安い

・本体の大きさは小さめ

といったメリットがあります。

反対にデメリットとしては

・電気代が高い

・衣類が傷みやすい

という点に注意が必要です。

「80℃前後の温風で乾燥」と聞くと、「衣類の縮みって大丈夫?」と気になる方も多いかと思います。

ドラム式洗濯機のヒーター乾燥方式の解説をしていると、この部分を気にされる方は多いです。

結論としては、「衣類の材質による」という回答が正しいです。

乾燥で縮みやすいのは、麻やウールといった天然素材の服です。

こういった素材は、乾燥時の熱で縮みが出やすいんですね。

また、ニットのセーターのように繊維と繊維の隙間が多い衣類も熱と摩擦に弱く、そもそもの話で乾燥機にかけられない衣類です。

これは乾太くんでもドラム式洗濯機でも、どちらでも同じ話です。

ドラム式洗濯機のヒーター乾燥と乾太くんの乾燥の最大の違いは運転時間。

ドラム式のヒーター乾燥はドラム内の温度を徐々に上昇させて乾燥させていきますが、乾太くんはガスの力でドラム内の温度を一気に上昇させます。

ドラムの中で回転させている時間が長いと、熱と回転によって衣類は少しずつ縮んでいきます。

結果として短時間で乾燥できる乾太くんであれば、衣類へのダメージは少なくなることが多いです。

ただし、乾燥させる衣類によってはダメージが出てしまうものも当然あります。

「乾太くんの乾燥は短時間だから、何でも乾燥できるんだね!」とはならないので、ここは注意が必要です。

洗濯機上の電気乾燥機

次は【洗濯機上の電気乾燥機】です。

・初期費用を抑えたい方

・スペースの問題でドラム式洗濯機を設置できない方

・洗濯物の量が多く、洗濯と乾燥を分けたい方

こういった方におすすめです。

ドラム式洗濯機や乾太くんの導入には本体購入にコストがかかり、設置スペースの問題や設置工事が必要になる場合があり、初期コストが高くなります。

その一方で洗濯機上に設置する乾燥機は本体購入のコストが比較的安く、大掛かりな工事の必要もありません。

条件が合えば今使っている洗濯機をわざわざ買い替えなくても、スタンドと乾燥機本体の購入だけでその日から乾燥機を使うこともできます。

洗濯と乾燥を完全に切り分けて使えるので、洗濯が終わったものから乾燥機に移して、次の洗濯物を洗うと言ったこともできます。

デメリットとしては、温度の上がりが鈍く乾燥に時間がかかる点と、洗濯物を乾燥機に移す手間がかかるので、時短効果はそれほど高くないという点。

この点はしっかり抑えておきたいですね。

乾太くん

そして4つ目は【乾太くん】についてです。

ここまで紹介してきた2つの選択肢は、「手間を減らすか」「コストを抑えるか」という考え方でした。

そのどちらとも違う方向に振り切っているのが、乾太くんのガス乾燥です。

改めて乾太くんのメリットを整理すると

・洗濯機上に設置できるので省スペースで設置でき、機種によっては屋外にも設置できる

・洗濯と乾燥を完全に切り分けることができるので、洗濯をしながら乾燥もできる

・80℃前後の高温乾燥で一気に乾燥させるので仕上がりがいい

・機種によってはプラズマクラスターの効果によって、花粉などのアレルギー対策ができる

こういったメリットがある反面、デメリットとして

・衣類の移し替えに手間がかかる

・初期費用の高さ

こういった点には注意が必要です。

ここまで見ると、乾太くんは性能面ではかなり尖った乾燥機だということが分かると思います。

ただし、性能が高い=万人向け、というわけではありません。

次は、ネットではあまり語られない乾太くんの弱点や注意点を、現実的な視点でお話しします。

ネットで出回らない乾太くんのデメリット・弱点

ここまで聞くと、「性能面では乾太くんが一番良さそう」と感じた方も多いかもしれません。

しかし先ほども少し触れましたが、乾太くんはガス式の乾燥機のため、設置にはガス栓との接続工事が必要です。

ここで、乾太くんのデメリットを5つ挙げていきます。

1:賃貸住宅には設置ができない

2:初期費用の総額が見えにくい

3:ランニングコスト

4:衣類の移し替えの手間がかかる

5:メンテナンス

この5つです。

順番に解説していきます。

賃貸住宅には設置ができない

まずは1つ目【賃貸住宅には設置ができない】という点です。

乾太くんの導入には、

「乾太くん本体にガスを供給するガスの配管工事」

「排気ダクト取付」

この工事が必要になります。

賃貸住宅だと、壁に穴を開けることが最大のハードルとなり、管理会社さんや大家さんに断られることが多くなります。

・壁に配管を通すための穴あけが必要になる

・原状回復の条件として契約上NGになっている

こういった理由から、賃貸住宅では

「現実的に選べないケースが多い乾燥機」というのが正直なところです。

管理会社さんや大家さんによっては工事の許可が降りるかもしれませんが、新設の工事料金と、本体購入の費用、退去の時の撤去工事の費用を考えると、あまり現実的ではないかもしれませんね。

性能や仕上がりがいくら魅力的でも、設置できなければ選択肢にすらならない、という点は理解しておく必要があります。

初期費用の総額が見えにくい

2つ目は【初期費用の総額が見えにくい】。

乾太くんを調べると、価格コムや販売店のサイトで乾太くん本体の価格はすぐに目に入ります。

ただ、実際に導入するとなると、必要になるのは本体価格だけではありません。

・本体価格

・工事費用

・オプション費用

大きく分けてこの3つがかかります。

乾太くんの最上位モデルである「RDT-93」の本体価格を価格コムで調べると、13万円〜14万円で購入できます。

これが1つ目の本体価格の部分です。

ここまではわかりやすいんです。

2つ目の工事費用。

ネットで調べると、乾太くん導入のガス工事の費用の相場は5万円程度と言われていますが、どこかの工事会社さんに工事の依頼をする必要があります。

壁に穴を開けて配管を引いたり、排気ダクトを設置したり、必要に応じて電源コンセントやガス栓を新設したり。

工事を依頼する業者さんによって費用は変わって来るわけですが、この辺からちょっとわかりづらくなってきますね。

オール電化住宅でガスを引いていない場合、更にややこしくなります。

乾太くんは屋外に設置できる機種もあるので、ベランダやガレージなどに設置ができれば、穴あけ工事や配管の部材代などの費用を少し抑えることができるかもしれませんね。

オプション費用

そして3つ目、オプション費用です。

具体的には専用スタンドなど乾太くん本体の置き場所のことです。

ネットで検索すると、シンプルなスタンドでも価格は2万円程度からで、こだわったデザインのキャビネットなどを購入しようとすると10万円以上のものもありました。

購入したキャビネットやスタンドをご自身で組み立てができたら費用はかからないかもしれませんが、これらの組み立てを依頼したら、費用はどうなるんでしょう?

この3つは大きなハードルになりそうですね。

ランニングコスト

デメリット4つ目は【ランニングコスト】です。

乾太くんには2つのランニングコストがかかります。

「電気代」と「ガス代」です。

乾太くんの1回あたりの電気代はおよそ10円程度と言われていて、電気代はそんなに気にならないことが多いです。

しかしガス代については、ご自宅で使用しているガスの種類が「都市ガス」なのか「プロパンガス」なのかで大きく変わってきます。

都市ガスの場合でも運転1回あたり100円前後と言われています。

乾燥時間が早いのはメリットですが、電気代と合わせて一回あたりのコストが110円前後なので、「時短」を優先するのか、「費用」を優先するのかを考える必要がありそうです。

デメリット4つめは、【衣類の移し替えの手間がかかる】という点。

ドラム式洗濯機と違い、洗濯機と乾燥機が別なので洗濯が終わったら衣類を移動させる必要があります。

ここで乾燥をかけるものと干すものに分けることができたり、乾燥しながら次の洗濯をすることもできます。

この点は大きなメリットになりますが、洗濯から乾燥までを自動化ということにはなりませんよね。

これも「家事の自動化」がいいのか、「洗濯と乾燥を別で行いたいのか」、この辺によって大きく評価が別れてくる部分になると言えますね。

メンテナンス

最後5つ目【メンテナンス】です。

ガス器具なので、専門業者による定期点検が必要になります。

メンテナンスを定期的に依頼するのでいつも安全に使用できるというメリットもありますが、立会の手間もかかります。

ドラム式洗濯機でも故障や点検が必要になる場合があるので同じかもしれません。

しかし本体だけでなくガスの配管やその他のガス設備の点検も含まれるので、点検作業立会そのものに時間がかかってしまうことが気になりますね。

このようにネットで出ている情報もありますが、工事料金などはネットで調べてもわからない部分もあります。

更にガス代も契約しているガス種類によってランニングコストが大きく変わってきてしまいます。

キャビネットを凝ったものにしたいと言ったこだわりが出てきてしまったら、かなりの費用が見込まれます。

まとめ

今回は乾燥機の乾太くんについて解説しました。

ドラム式がいいのか、洗濯機上の電気乾燥機がいいのか、乾太くんがいいのか。

使用する方によって答えは変わってくると思います。

乾太くんを使用している方からは、「もう今までの洗濯機には戻れない」と言っている方が多いのも事実です。

しかし、そこにたどり着くまでいくつかハードルがあるということです。

その一方で、「ドラム式洗濯機は最高だ!」という方もいらっしゃいますし、「次は縦型洗濯機がいい」とおっしゃる方もいらっしゃいます。

どれがいいのかは、ご自身で決めていただくのがいいかと思います。

今回の記事が皆さんの家電選びの決め手になったら嬉しく思います。

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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