【コードレス掃除機2025】選び方とメーカー別に特徴を比較【吸引力、操作性、重量、方式】

いらっしゃいませ、家電の虎です。

コードレススティッククリーナーって今かなりの商品数があるのでかなり迷いますよね。絶対に人気商品を買うのはおすすめしません!

使い方が人それぞれだからです。だからまずは選び方と気にして欲しいポイントをお伝えします。

これだけでかなり絞れます。そしてメーカー別の特徴を解説するので欲しい機種やメーカーがきっと見つかるはずです。

少し長くなりますがご覧ください。

今日は店頭で結構悩むお客様が多いコードレス掃除機になります。購入する前に知って欲しいことをお伝えしていきます。

そしてメーカー別の特徴を解説。ダイソン、パナソニック、東芝、日立、シャープ、シャークの順で解説していきます。

目次

コードレス掃除機の大事な選び方

掃除機 基礎知識

とにかく分かりやすいのは用途を絞る、これが1番の近道になります。実際にお店で質問することなので参考になるかと思います。

紙パック式かサイクロン式か

今まで使用していたコードレスクリーナーがそろそろ壊れたり、充電していてもバッテリーの持ちが悪くなってきたり買い替えを検討している方がいますよね?

そうなんです!コードレスクリーナーが流行して何年も経過しているので、買い替え需要はとっくに来ていて、クリーナーコーナーには一定数の割合で修理や買い替えを検討しているお客さんが多くご来店されております。

お買い替えということは、今までのコードレスクリーナーとの比較やトレンドをお話しすることが当然増えるのです。で、コードレスクリーナーの前に使っていたキャニスター型はどちらを使用していたかを聞くこともあります。

キャニスター型は圧倒的にサイクロン式を使用していた方が多いです。やはりフィルターのお手入れが面倒くさい!とハッキリ言われるお客さんがまぁ多いこと!

そこで、最近はサイクロンではなく、紙パック式のスティックタイプも種類が増えてきていることをご紹介しております。新規購入ではなく、お買い替えの方は高確率で紙パック式を選ぶ方がとても多い印象にあります。

バッテリーの時間と形状

スティッククリーナーを選ぶポイントとなるバッテリー。コードレスである以上、当然充電が必要で、充電方法や、充電時間、運転時間も同一メーカーでさえ全てバラバラです。

一昔前までは、シャープさん以外はほぼ全ての機種でスタンド式か、ACアダプターから出ている電源ケーブルを本体に差し込んで充電するタイプが主流でした。

最近の機種では、着脱可能のバッテリーが各メーカー80%を超える機種で販売されております。コードレスタイプは充電池がへたってしまうと修理に出すか、買い替えをする以外に使用ができなくなってしまいます。

それが着脱可能タイプだとバッテリーの買い足しができるのですね。確かに平均して1万円くらいは部品代としてかかります。が、修理代や新たに買い換えるとなると、1万円では足りませんからね。

少し使用してみて、使い勝手が気に入ったらバッテリーを買い足してみて長く使ってみるのもいいかと思いますよ。

余談ですが、リサイクルマークが付いたバッテリーは、最寄りの家電量販店で引き取ってくれるはずなので、料金を確認して無料なら引き取ってもらいましょう。くれぐれも不法投棄はしないように!

本体重量

この本体の重さも選ぶポイントとしては、とても重要ですよね。

なにしろ、毎日のように掃除をするとなると、やはり手首に負担がかかりますからね。2024年7月現在、主要メーカーで販売されているコードレスタイプの最軽量は日立さんのPVBS1Lという機種で、なんと驚愕の0.97キロしかありません。

ハッキリ言って「おもちゃかよ!」とツッコミを入れたくなるくらい軽いです。ホント冗談抜きで軽いですから、ぜひ家電量販店で試してみてください。

反対に最も重たい機種はダイソンのSV46SUという機種で、3.2キロあります。これは水拭き用のヘッドが付属されている機種です。この機種を持ち上げたらそりゃー重たいです。ですが、床に置いて水拭きしたら全く重さを感じなくなる軽さで水拭きができます。

水拭きヘッドを使用しない「モーターバー」使用時のダイソンや、シャークは2.2キロとなっていて、スティックタイプの中では一番重たい機種たちとなっています。海外組は重さや運転音よりも吸引力重視というほかありません。

吸引力

さて掃除機である以上、切っても切れない「吸引力」。これはやはりダイソンやシャークに軍配があがります。

というのも、先に述べたように日本メーカーというのは、吸引力はそこそこのものが多いけど、重量や運転音が静かな物を重視するあまり、肝心の吸引力が損なわれている気がします。

かと言って日本メーカーが全く吸えないとかはありません。フローリングや毛足の短めのカーペットは海外組と遜色はありません。

ですが、毛足の長いラグやじゅうたん・カーペットはダイソンのモーターバーの方が「より」吸うのは感覚的にも間違いないでしょう。

ご自宅の床面状況に合わせたり、使う方が何を重視するのかで選ぶのがベストではありますよね。

付属品の必要性

せっかく購入商品が決まって、いざ家に持って帰って使ってみたら、「アレ?この場所を吸うのにあの吸い口、付属されていないんだ!」となったことはありませんか?

そうです。掃除機は各メーカーで色々とグレードやラインナップがいくつかありますよね?同じメーカーで、どうしてこんなに価格が違うんだろうと疑問に思うことはとても大事です。

店員さんにアドバイスしてもらえれば、必要なツールが紹介されていることが多いと思います。

ですが、ご自身で選んだ機種に、後から「あのノズルが付いていて欲しかった~」とならないように、事前に必要なものを想像しておくことも大事ですよね。

例えば付いていて欲しかった付属ツールのベスト3は、

              ・ミニモーターヘッド(布団ブラシ兼用)

              ・スタンド式充電台

              ・ほうきブラシ(ネーミングは日立さんの機種から引用)

などが挙げられます。

ミニモーターヘッドは、布団やソファだけではなく、車のシートにも使うことができます。

わざわざスティックタイプを引っ張り出して来なくても事足りるときには、ハンディタイプとして使用可能なので、これがあって使用しない人はいないんでないでしょうか?

スタンド式充電台も、あれば使用率100パーじゃないでしょうか?なにしろこれは、使用後に充電をするのはほとんどの人が行う行為ですし、掃除が終わった後に、そこら辺の床に置いておくのはスペースを取って、ハッキリ言って邪魔ですよね?

それであれば、充電スタンドが付属してある機種の方が、収納もスッキリしますので、あるととても便利ですよ。

ほうきブラシや丸ブラシとは、毛先が硬い毛ブラシのツールのことです。

僕はこれを使用する場所として、テレビやパソコンのモニター、キーボード、そしてホームシアターのスピーカーを掃除します。(それらの掃除は僕なのです)

それから窓のサッシや、ペンダント照明の傘の部分も使えます。きっとまだまだ用途はあるはずです。僕の知らない使い方をしている人もいることでしょう。ですので、掃除機とは何も床だけを掃除する家電ではないということです。

付属ツールがあれば、それだけ使い方は無限に広がっていくものなのです。

さらに言うと、以前まで付属されていたものが今はなくなっているものも中にはあるでしょう。

隙間ノズルのように、より長くなって使い勝手が向上しているものもありますしね。家電と言うのはそのように進化していくものなのですね。

ゴミ収集ドック

世の中のゴミを捨てる頻度は1ヶ月以上に一回に減っていくのでしょうか?各メーカーで、こぞってゴミ収集ドック付きが搭載されていきます。これも時代の流れなのですね。

2024年7月現在では、パナ・シャークが代表的ですよね。

今はまだプレス発表前なので、この場ではお伝え出来ないですが、別のメーカーでもこれから搭載されてくるとの情報があります。

この機能はカンタンに説明すると、掃除をかけ終わって充電スタンドに立て掛けた瞬間から、スティックに溜まったゴミがドックと呼ばれるゴミ箱に吸収されるものを指します。

軽量・コンパクトデザインを売りにしてきたスティック型は、どうしてもダストボックスも全体的に小さくなっていく傾向にありました。

本体とは別に自動ゴミ収集ドックを設けることで、掃除機本体のゴミがそのままになることがなくなりました。

これを搭載することにより、ゴミ捨てを面倒に感じていた人のニーズにマッチしました。

ドックに収納されたゴミは、当然ホコリの舞い上がりがほとんどないので、ゴミ捨てが面倒に感じていたり、ダストカップ内が見えるのが凄く嫌だったりと感じていた人が、ドック付きに買い換える傾向にあります。

お手入れのしさすさ

コードレスタイプはほとんどがダストカップタイプです。それのお手入れはほぼ全ての機種で水洗いが可能となっています。

その他、ヘッドの搭載されているブラシも各機種取り外しができる機種が多く、水洗い可能タイプがほとんどです。

ここのお手入れのしやすさは、日本メーカーの方が、比較的カンタンにできるものが多いですね。

ダストカップを外すのもワンタッチで外せる機種が多く、フィルターを外すのも特に難しくはありません。

ヘッドのブラシを外すのも、ヘッドのアタッチメントをワンタッチで外せるのが多いので、店頭に困って持ち込まれる方は少なめです。

逆に海外組の方が、日本メーカーの機種よりも複雑で力も必要で、コツが必要な機種が多いです。

こればかりは店頭でお試しいただき、脱着がラクにできそうな機種を選んで頂いた方が、後々ストレスにはなりにくいでしょう。

コードレス掃除機メーカー別の特徴

ではここからは各メーカー別の特徴をお話ししていこうと思います。

ダイソン

まずはダイソンからです。

言わずと知れたコードレスタイプを日本で普及させた第一人者とも言えるクリーナーの帝王、ダイソンはかつてキャニスターでの苦言を日本用に、運転音や重さといった使い勝手に関することの改良を重ね、今やどの家電量販店でも吸引力を求めるお客さんには最初におススメするメーカーです。

ラインナップとして、v12シリーズが最新モデルで、水拭きヘッド、緑色のLEDライトを照射してゴミを見やすくする、充電スタンドなどを搭載したSV46シリーズが上位モデルです。

その中間グレードに位置するのが、digital slimシリーズでモフモフとしたフラッフィーと呼ばれるブラシのヘッドで、フローリングはもちろん、じゅうたんやカーペットも問題なく吸引してくれます。

充電時間は各社と比較しても平均的な3.5時間で、最長運転時間は60分です。

ゴミ捨ては、ゴミ箱の上で、クリアビンと呼ばれるダストカップの赤いつまみを下に、勢いよく押し込むことによりゴミが下に落下します。

この時に少しばかり力をこめないとクリアビンが開き切らず、全てのゴミが出ていかないため、使い方にコツが必要となります。

パナソニック

パナのラインナップは、日本メーカーで唯一、収集ドックが付属している機種が販売されているメーカーです。

その他ドックなしのタイプも3機種+紙パック式1機種と豊富なラインナップでどんなニーズにも応えられるようになっております。

そしてそれらの機種は全てメーカー指定価格商品となっている点も他メーカーにはない点と言えるでしょう。

製品の特徴として、他の国内勢よりも本体重量が重いのも特徴の一つとして挙げられます。

ですが、軽量タイプよりは、ある程度の重さがある方が、実際の吸引力は優れていることもあります。

なにしろ軽くするだけならパナさんなら技術的に可能でしょうけど、その路線に走らないことを考えてみると、やはり多少重たさがあっても純粋の吸引力を損なっては意味がないことをパナはわかっているからなのですね。

お手入れに関して、特許技術「からまないブラシ」も特徴的です。何年か前にCMで流れていた記憶があります。

それは、「密集ブラシで毛をしっかりキャッチし、円すい形のダブルブラシで径の細い中央へ毛を移送し、中央の空間に集めて吸引」するというものです。

他のメーカーさんはヘッドとブラシを外して毛を取って、水洗いするという手間がかかるところをパナは「ほとんど」絡まないので、お手入れの手間は、特にカンタンと言えます。

東芝

続いては東芝さんです。東芝さんのスティックは4機種販売されています。

その上位3機種は、付属品も一緒に収納できるスタンド、着脱可能なバッテリー、暗い所でも明るく照らせるライトを搭載と、かなり優秀なラインナップです。

さらに上位2モデルは、目詰まりするプリーツフィルターを無くして、パワーキープに特化したフィルターレスとなっています。

充電時間も2.5時間でフル充電となり、重量も1.6キロと平均的な重さであります。

それから4機種全て自走式ヘッドで、使用時にはとても軽々と掃除をすることが可能となっています。

それから日立さんです。日立さんはラインナップがとても豊富です。

そりゃー、覚えきれないくらいたくさんあります。店員泣かせでもあります。なにしろ、紙パック式2機種、サイクロン式5機種もあるんですから!

紙パック式2機種はパナと同じように、メーカー指定価格となっています。

全機種で自走式ヘッド、充電時間2時間、ヘッド幅23㎝で、ワンストロークでの吸引面積が非常に広い為、一度に取れるゴミが多いという特徴を持ち合わせています。

一番下のグレードだけはライトが非搭載となっています。が、業界最軽量0.97キロしかありませんので、どんなに握力・腕力が無い人でも軽々持てますね。

紙パック式の最上位、サイクロン式の上位3機種はバッテリーが脱着できます。別売りで用意可能となっておりますので、さらに使用時間を長く使いたいという人にはおススメです。

シャープ

次にシャープさんです。シャープさんは紙パック式1機種、サイクロン式4機種が主なラインナップです。

その最大の特徴は、なんと言っても運転音がとても静かです。掃除機というのは、ある程度の運転音が出るというのはある種共通認識ではありますよね?

ですが、シャープさんの最上位モデルは騒音防止団体が認定している程静かなのです。

その為、朝でも夜でも、大きな音の苦手な人がいる家庭も、ペットのいる家庭でも音を気にしなくても掃除がかけられるのです。

運転音が静かだと吸っている感じがしない!と店頭で言われることがあります。

ですが、そこはシャープさん、ちゃんと対策して発売していますね。軽量高出力モーターと、効率の良いサイクロン構造により、力強い吸引力を実現しました。

さらにブラシ下部へ風の流れを集約して、吸引力アップに成功しています。

上位3モデルと紙パック式には、スグトル構造という、足で軽く押さえて吸い込み口を着脱でき、ヘッドが自立するので、抜き差しがとても便利で、床掃除からすき間掃除、ハンディへの切り替えがスムーズにできるのも特徴です。

全ての機種で着脱可能バッテリーなので、バッテリーを別で用意したら多くのお部屋の掃除もできます。さらに上位モデルの充電時間は80分~100分と驚愕の速さです。

これなら別でバッテリーを用意しなくても、ちょっと掃除して、充電が切れたら充電しておけば、すぐ充電が完了するので、またすぐ掃除を再開できますね。

シャーク

最後はシャークさんです。僕個人的にはとてもおススメの機種であります。

何と言ってもラインナップの中に、ドック付きが4機種もあるのですから!約30日分のゴミを溜めておけて、手を汚さないし、ほこりも舞い上がらないです。

シャークの独自のヘッドで髪の毛もペットの毛も絡まない!ヘッドライトが光ってホコリを見逃さないです。

パイプの真ん中にあるボタンを押せば、パイプが真ん中から曲がるタイプもあり、ベッドやソファなどの家具下もラクラクお掃除できるので、腰を曲げない!もう「ないない尽くめ」ですね。

それから新型とまで言えるほど新しくはありませんが、シャークさんの新しいモデルは、壁際を検知して吸引力を2.5倍にアップさせる「エッジセンサー」や、暗い部屋でヘッドライトを自動的に明るくしてくれる「ライトセンサー」も搭載しており、さらに使いやすくしてくれるモデルもあります。

まとめ

それではまとめです。

最新のコードレス掃除機の選び方と、メーカー別の特徴をご紹介してきました。今はまだとても気温が高く、掃除するのもしんどいので少しでもラクな掃除機選びの手助けになればと思います。

おすすめモデルを探すよりまずは自分の用途、ニーズの確認をすることが大事です。

今回はここまでになります。

次回もよろしくお願いします!

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