いらっしゃいませ、家電の虎です。
今回のお話なんですが、先に言っておきますけどドラム式がだめというお話ではないですからね!
今年はドラム式洗濯機のニュースが多い1年でした。
ですが、ドラム式を今まで使っていたけど次は縦型にしますというお客様も増えていきています。
あんなにドラムが楽ちんなのに?縦型にしたら自分で洗濯物干すんだよ?
実はちゃんと理由がありました。
今、ドラム式を使っている人、これからドラムにしようとしている人、縦型を使っている人はぜひ最後までご覧ください。
ドラム式洗濯機から縦型洗濯機にする理由

みなさんが持つドラム式洗濯機のイメージってどんなものでしょう?
衣類を傷めにくい洗濯の仕方をして、衣類に優しい乾燥でふわふわに仕上がる。
少ない水で洗濯するので水道代が安くなって、洗濯から乾燥までを一度に行ってくれるので家事の時短になる。
きっと、こういった効果を期待されている方、多いのではないでしょうか?
実際、最近ドラム式洗濯機を購入されたばかりの方からも
「乾燥したタオル、ふわふわで最高!」
「洗濯から乾燥まで全部やってくれるから楽チン!」
こういった声はよく聞きます。
その一方で、この理想のドラム式洗濯機のある暮らしが、だんだん崩れていく家庭も少なくありません。
その理由とはこのようなものがあります。
順番に本体メンテナンスの手間していきます。
本体メンテナンスの手間
まずは【本体メンテナンスの手間】についてです。
最初はふわふわだった乾燥も、
「最近洗濯物の乾きが悪くなった?」
「乾燥時間長くなってない?」
こういう声が多いのも事実なんです。
原因はシンプルで、乾燥能力が落ちていくから。
取扱説明書に書いてあるようにメンテナンスしながら使用していても、乾きが悪くなっっていきます。
これはフィルターの奥の手が届かない場所にホコリが溜まっていることが原因で、専門業者による分解メンテナンスが必要なんです。
メーカーの方などに点検を依頼して、立会する時間を作って、メンテナンスしてもらってまた数万円の出費。
それでも直らず買い替えになるケースもあって、「こんなに高いのに長く使えないのは割に合わない…」と感じる方も多いんですね。
「自分が掃除をサボったせいで不調になった…」ならまだ納得できますよね。
でも実際は、説明書どおりにちゃんと手入れしていても調子が悪くなる。
ここにモヤッとする人って、本当に多いんです。
本体価格の高騰
2つ目の理由が【本体価格の高騰】です。
ここ10年で、ドラム式はありえないくらい値上がりしました。
近年の物価高の影響もあるのかもしれませんが、10年前のドラム式洗濯機は20万円台のものがほとんどでした。
洗剤自動投入機能やスマホ連動と行った高機能化が進んだ影響もあるのかもしれませんが、パナソニックや日立の上位モデルは40万円近い金額の機種もあります。
その価格の上がり方に「さすがにこれは予算オーバーだ」と諦める方が急増中です。
実際、ドラム式洗濯機購入を諦める理由の第一位が「価格の高さ」というものです。
節水性能と洗浄力
3つ目の理由が【節水性能と洗浄力】です。
ドラム式は少ない水で洗える点が強みでもあるんですが、そもそも洗濯機って、水を使って衣類の汚れやニオイを落とす役割の家電なんですよね。
これは個人的に強くお伝えしたいポイントなんです。
最近のドラム式って 乾燥がラク!時短になる!というメリットばかりが注目されて、洗濯の本質がどこか置き去りになっている気がするんです。
というのも「洗濯」って本来、
・汚れを落として
・ニオイを取って
・衣類をキレイにする
これが一番大事じゃないですか?
なのに、節水性能を上げるために使用水量がどんどん減っていって、そのせいで汚れ落ちに影響が出てしまう。
洗浄力不足を温水洗浄で補おうとすると、今度は電気代が跳ね上がる。
乾燥機能の便利さや時短の魅力はもちろん素晴らしいんですが、快適さのために本来の目的である「衣類をきれいにする」という目的を犠牲にしていいのか?
ここは一度立ち止まって考える価値があると思うんですよね。
汚れ落ちなのか、節水なのか、時短なのか。
本当に大事なのはどれなんだろう?という話なんです。
ドラム式洗濯機は「一度使ったらもう縦型には戻れない」というくらい価値を感じている方もいます。
そのくらい生活に大きい影響を与えてしまう家電なので、一旦調子が悪くなると生活そのものがおかしくなってしまうということになりかねないんですよね。
はじめにも言いましたが、「ドラム式洗濯機はだめ!」と言いたいわけではありません。
家事の時短効果の高さは圧倒的で、使っている方の満足度が高いのも事実です。
共働き世帯や子育て世帯、一人暮らしの方になど、「もっと時間が欲しい!」と思っているすべての方におすすめできる家電です。
それでも縦型に戻す人はいるんでしょ?なんで?と思う方も多いと思うので、そこを解説していきます。
縦型洗濯機に戻す人たちはどんな使い方?
ドラム式洗濯機から縦型洗濯機に買い替える方というのは多くはありませんが、確実にそういった方はいらっしゃいます。
買い替えの理由を尋ねると、今解説した中にもあった、「メンテナンスの手間」「洗浄力」この部分をストレスに感じている方が圧倒的に多いんですよね。
買い替えをするのに、「また20万円や30万円も出して同じストレスを感じたくない」と考える方が多くいらっしゃいます。
そういった理由から縦型に戻るという選択肢を取る方が多い印象です。
では、ドラム式を縦型に買い替える方はどういった点を重視をしているのか?
その点を解説していきます。
お話を聞いていると、こういった点を気にしている方が多くいらっしゃいます。
こちらも解説していきます。
洗浄力を重視
まずは1つ目、【洗浄力を重視】についてです。
縦型洗濯機とドラム式洗濯機を比較すると、汚れ落ちは縦型のほうが優れている場合が多いです。
理由はシンプルで、縦型ならではの「こすり洗い」ができるから。
衣類同士をこすり合わせて洗うことで、泥汚れやシミ汚れが落ちやすくなります。
一方ドラム式は、衣類を持ち上げて落とす「たたき洗い」が中心。
衣類をこすらないので衣類が伸びてしまったり、ほつれてしまうことは少なくなる一方で、摩擦が少ないので縦型洗濯機と比較すると汚れ落ちはやや弱くなることがあります。
また、縦型洗濯機はドラム式に比べて洗濯、すすぎに多くの水を使います。
ここはデメリットとしてよく挙げられますが、たっぷりの水でしっかり汚れを流せるという意味では、洗浄力の面ではむしろメリットにもなるんですよね。
そして、この「水量の違い」が、両者の仕上がりの差にもつながります。
ドラム式のユーザーからよく聞くのが、「洗濯物が固い」「タオルがゴワつく」という声。
これはズバリ 「すすぎ不足」 が原因です。
ドラム式は節水構造のため、そもそもすすぎに使える水が少なく、落とした汚れや洗剤の成分が繊維に残りやすいんです。
この繊維の隙間に残ってしまった「残留物」が、ゴワつきや固い仕上がりの元になります。
「縦型洗濯機のほうがよかった…」という方の多くはここの部分に引っかかりを感じている方が多い印象です。
買い替えコストの安さ
2つ目の理由は【買い替えコストの安さ】です。
ドラム式は乾燥機能の劣化によって、その寿命が早く感じてしまいます。
縦型、ドラム式、どちらの洗濯機も寿命はおよそ10年。
ドラム式洗濯機は高性能ですが、本体の価格がどうしても高くなってしまいます。
今現在フィルターのメンテナンスなどでストレスを抱えている方が、「また20万円や30万円といった出費をして、同じ思いをしたくない!」とおっしゃる方、結構いらっしゃいます。
縦型は価格帯が広く、機能を絞ったものを選べば5万円から10万円前後で購入することができる機種もあります。
最近のドラム式はスマホ連動の機能なども搭載していて、「高機能でも使わないからそういった機能がないものがいい」と言われる方もいらっしゃいます。
「シンプルな機能のものがいい」「購入のコストを抑えたい」というニーズの方にとって、縦型洗濯機は手に取りやすい価格なんですよね。
縦型+衣類乾燥機で必要なものだけ乾燥
3つ目の理由は【縦型+衣類乾燥機で必要なものだけ乾燥】を考えている方が多いと言う点です。
ドラム式は「洗う・乾かす」を1台でこなせる便利さが魅力ですが、縦型を選ぶ方の中には「乾燥は必要なときだけで十分」という考えの方も多いんです。
そこで選択肢に挙がるのが、洗濯機上部に設置するタイプの衣類乾燥機を組み合わせというものです。
その最大のメリットはなんといっても「生活スタイルに合わせて使い分けができる」という点。
洗濯は縦型でしっかりと行い、タオルや子供服などの必要なものだけを衣類乾燥機に移して乾燥させるという使い方ができます。
洗濯から乾燥までを完全に自動化できるという点にはドラム式に及びませんが、「洗濯」と「乾燥」を同時進行で進められる点は縦型+乾燥機ならではの強みです。
乾燥している間に次の洗濯ができるので、
・タオル
・子供服
・おしゃれ着
・作業着
といった別々で洗濯したいものの種類が多い家庭ほどこのメリットは大きくなります。
今ドラム式洗濯機をお使いの方の中にも、こういったお悩みを抱えていらっしゃる方、いませんか?
「それでもドラム式にしたい!今のおすすめのドラム式はどれ?」
「やっぱり縦型がいいなぁ…」
こういった方に向けて、ドラム式、縦型洗濯機のおすすめ機種を3機種ずつ紹介します。
洗浄力とコスパのいい洗濯機は?おすすめ3機種
ドラム式のおすすめ機種
①ヤマダ電機【YWV-YV120N】
②ニトリ【ND120HL1】
③ハイセンス【HWF-D120XL】
縦型洗濯機おすすめ機種
①日立【BW-X100M】
②パナソニック【NA-FA10K5】
③ハイセンス【HW-DG100XH】
これらの機種をおすすめします。
ヤマダデンキ YWV-YV120N
まずはドラム式洗濯機おすすめ機種1つ目の目のヤマダ電機【YWV-YV120N】についてです。
今回おすすめに挙げた3機種に共通する事ですが、「水平型ドラム」を採用しています。
衣類の取り出し口が低い位置になってしまうデメリットはありますが、水平型ドラムは大手メーカーで採用しているななめドラムより多くの水を使って洗濯します。
これは一見するとデメリットにもなりかねませんが、「洗浄力」に目を向けた時には多くの水を使って洗濯することはメリットになります。
先程から解説している通り、洗濯は本来多くの水を使って洗濯、すすぎをすることによって汚れを落とします。
洗剤や柔軟剤のすすぎ不足は、そのままニオイ残りや衣類のごわつきの直接的な原因になります。
今回紹介する3機種はすべて大手メーカーの最上位機種と比較すると半額程度の価格で購入することができます。
その中でYWV-YV120Nはスマホ連動機能といった便利機能をあえて外したシンプルな機種で、家電量販店大手のヤマダデンキのオリジナルモデル。
本体のちょっとした不具合や操作でわからないことがあるときなどは、近くのヤマダデンキのお店に聞きにいくこともできる強みがあります。
ニトリ ND120HL1
2つ目はニトリの【ND120HL1】です。
こちらも今話題の製品ですが、ヤマダのドラムと同様にヒートポンプ乾燥を採用して低コスト・省スペース設置を実現しています。
空間除湿や除菌・消臭効果のあるOXY WAVE機能など、低価格でも実用的な機能も盛り込んだ機種です。
前モデルからの進化点として洗浄方式も「高浸透泡シャワー洗浄」機能も搭載され、洗浄力アップも期待できます。
これらの機能はヤマダのドラムには搭載されていない機能で、ニトリのドラムならではの機能。
特に空間除湿機能はほかメディアでもよく取り上げられていて、注目度の高さを感じられます。
ハイセンス HWF-D120XL
3つ目はハイセンス【HWF-D120XL】です。
先日このチャンネルの別の動画で実際に使用したレビュー動画を投稿したのですが、ご覧になっていただけたでしょうか?
こちらも水平ドラムを採用していて、ななめドラムと比較すると節水性能は高くはありませんが、洗浄能力には期待ができます。
この機種も20万円以下で購入できるヒートポンプ乾燥方式採用のドラム式洗濯機として、非常に注目されています。
パナソニックのナノイーや東芝のウルトラファインバブルといった、この機種ならではの特別な機能は搭載されていません。
しかし、この価格で洗剤自動投入機能などの便利な機能は搭載されているので、「あると便利な機能」は搭載されている機種と言えます。
続いて縦型洗濯機のおすすめ機種です。
日立 BW-X100M
まずは1つ目、日立の【BW-X100M】です。
縦型洗濯機のおすすめ機種と言えば、このビートウォッシュと、この後紹介するパナソニックの縦型洗濯機。
その中でもビートウォッシュは衣類を優しく洗いながら、たっぷりの水を使って洗濯・すすぎを行う機種です。
使いやすさにもこだわっていて、床面から衣類の取り出し口が低くなっているので、衣類の出し入れ行いやすいと好評です。
身長の高くない方や、使いやすい洗濯機を探している方にはおすすめできる機種です。
パナソニック NA-FA10K5
2つ目はパナソニック【NA-FA10K5】です。
こちらも縦型洗濯機では人気の機種で、何と言っても遠心力と、ドラム式洗濯機でも採用されている「泡洗浄」の効果と合わせた高い洗浄力が魅力の機種です。
ドラム式の洗浄力に物足りなさを感じている方にもおすすめで、しっかり汚れを落としてくれます。
おしゃれ着洗いコースも搭載されているので、デリケートな衣類も炒めることなく洗濯することができます。
タオルや普段の衣類、おしゃれ着と洗濯を細かく分けて行いたい方には特におすすめです。
ハイセンス HW-DG100XH
最後はハイセンス【HW-DG100XH】です。
ここまで紹介してきた縦型洗濯機の中で本体価格が最も安い機種です。
「あんまり安すぎるのもどうなの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
他のメーカーの縦型洗濯機同様、たっぷりの水を使って洗濯・すすぎを行うことで、安定した汚れ落ちと、ニオイ残りに効果があります。
独自の立体シャワー水流による洗浄効果もあり、価格は安めですが機能面はしっかりしています。
その他にも洗剤・柔軟剤自動投入機能やスマホ連動と行った便利機能も搭載しているので、外出先から帰宅時間に合わせて洗濯終了させるといった使い方もできます。
本体価格が抑えられるので、買い替えコストを気にされる方にはおすすめです。
まとめ
ここまでドラム式・縦型のおすすめ機種を紹介してきました。
「どの洗濯機がいちばん高機能なのか」ということではなく、自分の生活に一番合うスタイルはどれなのか?
縦型洗濯機と自然乾燥が使いやすいという方。
縦型+衣類乾燥機など用途によって使い分けるほうが使いやすい方。
ドラム式で家事を時短したい方
使う方によって求めていることも変わってくると思います。
ドラム式洗濯機の時短効果は本当に高いので、「一度これを経験したらもう戻れない」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
縦型洗濯機の洗浄力と買い替えコストの安さ、シンプルな操作を求める方もいらっしゃいます。
人によって正解が違うので、「これが正解!」と示すことはできません。
自分にとって使いやすいのはどれなのか?
今回の記事をきっかけに見直してみてはいかがでしょうか?
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。




