東芝のドラム式洗濯機XP4・XH4・XM4違いは?実は物凄く分かりやすいくおすすめ!

いらっしゃいませ家電の虎です。

僕も現在、東芝のドラム式洗濯機を使用していますが大きな不満はありません。

そして現行モデルもまあ売れます。紹介すれば簡単に売れます。

ではなんでこんなに人気があるのか?そして3つのグレードで悩んでいる人のために違いを解説していきます。

目次

東芝 ドラム式洗濯機 3グレード比較

東芝 ドラム式洗濯機 TW-127XM4

一つ目はエントリーモデルのTW-127XM4Lです。

洗濯・脱水容量/12㎏・乾燥容量7キロ・操作部分は押しボタン式

参考価格223,000円

東芝ドラム式洗濯機のエントリーモデルでありながら、ヒートポンプ乾燥・洗剤柔軟剤自動投入も搭載。

実は僕が「この価格帯でこの機能って、コスパ最高モデルじゃね」と内心こっそり思っているモデルなんですよね。

洗いの主な特徴は日本発!最先端科学の小さな微細な泡で洗いあげる「ウルトラファインバブル洗浄W」が搭載されていることです。

このウルトラファインバブルは、本当に注目度が高くて、有名シャワーヘッドではこぞって搭載されていますし、「シャワーヘッド売り場はどこですか?」と聞かれることも度々あるほど。

お客様にも「今話題の有名シャワーヘッドの洗濯機版ですよ」とお伝えするだけで、ああ!あれね!とお話がすぐに通じることが多いんです。

ウルトラファインバブルは、繊維のすき間よりも小さいナノサイズの泡が、繊維のすき間まで洗剤の洗浄成分を届けて、汚れをはがしとる効果があります。

最後の「W」がついているのは、洗いだけではなくすすぎもウルトラファインバブルを使うことです。これが同じウルトラファインバブル洗浄搭載の、洗いだけバブル洗浄のコンパクトドラムや縦型洗濯機との違いです。

実際に使ったお客様から「前に使っていた東芝縦型洗濯機と、さほど変わらない」というお声も頂いております。

え?家電の虎さん、日本発!最先端科学の微細な泡が搭載なのに縦型洗濯機とさほど変わらないって、がっかりしたって言われそうかなと。

さほど違わないって言葉だけだとふ~んなのですが、実はこの縦型とさほど違わないって実はすごいことじゃないかなって、僕は考えています。

というのも、洗浄力という面では、ドラム式洗濯機は衣類を傷めにくいたたき洗いで、ゴシゴシこすり洗いの縦型洗濯機よりも若干劣ることは否めません。

実際の売り場でも「縦型洗濯機の方がゴシゴシよく洗えたから」「お水をたっぷり使ってもすすぎが出来た方が良いから」と、ドラム式から縦型に買い換える方も中にはいらっしゃいます。

そんなドラム式洗濯機の洗いが、縦型とさほど変わらないというのは、裏を返せば「縦型洗濯機と同じレベルで洗える」ということではないでしょうか?

さすが!日本初!ウルトラファインバブルと、実際に洗濯機売り場でお客様にはお話をしています。

ではこのエントリーモデルXM4はズバリ!シンプル イズ ベスト!プラスアルファの機能や使い方もしないし、洗いと乾燥が出来れば十分・価格が抑えられたらもっと嬉しい!方におすすめしています。

実際に購入されたお客様からも

〇パナソニック・日立からの買い替えで、パナソニックより安くてかなりシンプルだけど、洗濯と乾燥だけあれば十分

〇国産メーカーのドラム式としては、リーズナブルな価格帯と安定の品質・最低限の機能なのが良い

とお洗濯スタイルが良い意味で、おおらかでざっくりしている方、また洗濯はまとめて一度で洗うことに不満の無い方にはピッタリだと思いますよ。

東芝 ドラム式洗濯機 TW-127XH4

2つ目はミドルモデルの「TW-127XH4」です。

洗濯・脱水容量12キロ・乾燥容量7キロ・操作部分は押しボタン式

/参考価格239,000円

エントリーモデルTW-127XM4との、洗いと乾燥の大きな違いは

〇温水とウルトラファインバブルを組み合わせて、より効率的に汚れを落とす

「温水抗菌ウルトラファインバブル洗浄」

〇洗濯前に衣類にUV照射して、乾燥の温風と相乗効果の「UV除菌洗濯乾燥」

主にこの2点になります。

温水洗浄に関しては、今やドラム洗濯機だけではなく、縦型洗濯機でも、ほとんどの上位モデルで搭載されています。

搭載され始めたころは、お客様に温水洗浄を紹介すると「うわ~!やってみたい」という方が多かったのですが、最近は「温水洗浄?そこまでやらないから」と反応が渋い方も結構いらっしゃるんですよね。

このTW-127XH4の温水洗浄はどうなのか?

〇洗濯容量12キロまで、冬の寒い日のような冷たい水を温めてから洗う「約15℃洗浄」〇洗濯容量5キロまで、繊維の奥にしみ込んだしつこい汚れ落としに「約40℃洗浄」日常的に使いやすいコースはこの2つかなと。

その他は

〇洗濯容量3キロまで/白物衣類を除菌しながら洗う「約60℃洗浄」

〇洗濯容量5キロまで/食べこぼし汚れのような頑固な食油汚れを落とす「約50℃洗浄」

〇洗濯容量3キロまで/ついてしまった黄ばみを落とす「約40℃つけおき洗い」

〇洗濯容量1.5キロまで/やさしい水流でもしっかり汚れを落とす「約30℃おしゃれ着洗い」

など一度にまとめて洗うというよりも、分け洗い向けのコースになります。

温水洗浄は一回の運転で全部の衣類を洗う「まとめ洗い」の方には面倒くさい・使わなさそうと言われますが、汚れの状態や、布質などで二回・三回洗濯をする「分け洗い」の方に喜ばれるケースが多い傾向ですね。

次にUV除菌洗濯乾燥についてです。

きました!東芝除菌の代名詞といえば「UV除菌」。最近はドラム式洗濯機だけではなく、冷蔵庫やエアコンにもUV除菌を搭載。

東芝ドラム式洗濯機で使われているのは、UVの中でも除菌効果が更に高い「UV-C」が採用されています。

TW-127XH4では、洗濯前とすすぎの後の2回にUVを照射することで、UVと乾燥の温風の相乗効果で、衣類を徹底的に除菌とウイルス抑制します。

最近は特に除菌への関心が高いので、温水洗浄では渋い方でも、UV除菌に関しては、反応が良い方はとても多いんです。

実際に僕がTW-127XH4を

〇洗い方にこだわりがあって、普段から分け洗いをされている方

〇衣類の脱臭や除菌に関心のある方

〇洗濯機の操作は今までのボタン式で不便を感じておらず、液晶タッチパネルに必要性を感じていない方

この様な方におすすめしています。

東芝 ドラム式洗濯機 TW-127XP4

3つめはTW-127XP4です。

洗濯脱水容量12キロ・乾燥容量7キロ・操作部分は液晶タッチパネル式

参考価格255,000円

東芝ドラム式洗濯機の最上位モデルで、ミドルモデルXH4との洗い・乾燥の違いは

〇2つの泡の力で汚れの再付着と黒ずみも抑える「抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX」

〇乾燥運転の後半に加湿を追加・乾き過ぎが原因のシワを抑える「うるおい上質仕上げ」

〇乾燥運転で層内の状態をチェックして、薄手の乾き過ぎや厚手の乾きにくさも抑える「新搭載湿度センサー」

〇従来の約5倍の高出力でUVを照射する「ハイパワーUV除菌機能」

この4点になります。

抗菌ウルトラファインバブルEXは、他のモデルと同様の微細なウルトラファインバブルに加えて、粒の大きめのマイクロバブルと2つの泡で洗濯物を洗い上げます。

微細なウルトラファインバブルがはがした繊維の奥の汚れを、マイクロバブルがキャッチして、汚れが洗濯物に再び着かないような仕組みです。

汚れの再付着を抑えることで、洗濯物の黒ずみも抑えられるし、洗濯物だけではなく洗濯槽の汚れの再付着を抑える効果もあるんです。

マイクロバブルの効果で、今まで1~2か月に1回必要だった槽洗浄が、3~4か月に一度でOKなのはお客様にもとても好評ですよ。

実際にこの抗菌ウルトラファインバブルEXを体感されたお客様からは

〇普通洗濯・おしゃれ着洗濯とともに汚れがキレイに落ちた

〇黄ばんでいたタオルがめっちゃキレイになって感動

〇以前使っていたパナソニックの時は洗濯物のニオイが気になっていましたが、この機種に変えたとたんに、ニオイがなくなりました。バブルのおかげかな?

など汚れ落ちやニオイ残りに関して評判はとても良いですね。

また乾燥運転の後半に加湿運転を加えることで、乾燥後の衣類の肌触りがなめらかになる・タオルなどのふんわりも長持ち・取り出しの時の静電気も抑えられるようになりました。

あのパチパチが無いのは結構ポイント高いですよね。乾燥運転に関しては

〇洗濯物の量さえ入れすぎなければ、洗濯物がシワになって困るということは、今のところ我が家ではありません

〇程よい感じで乾燥は出来ています

など、よく洗濯機売り場の商談の時に「乾燥は使ってみたけれど全然良くない。結局使わなかった」というあるある話は聞きません。

またハイパーUV除菌機能がついたことで

〇制服やスーツなど家庭では頻繁に洗濯が出来ない衣類を除菌・清潔仕上げ

〇臭いが気になるスーツや帽子・ぬいぐるみも除菌・消臭仕上げ

〇乾燥にかけたくない衣類でも、除菌しながら洗濯が可能

これぞ僕が「わざわざ高額で買ったドラム式洗濯機。洗いと乾燥だけではなく、3つ目の使い方もやってみませんか?」とおすすめする水無し除菌洗浄なんです。

最近は制服やジャンバーなど、外出から家に戻った時に衣類の除菌や消臭を気にするかたが多く、ファブリーズっていう衣類の除菌スプレー使っていますか?あのファブリーズみたいな使い方も出来るドラム式洗濯機ですよと紹介すると、興味を持たれる方が多いこと。

衣類の清潔性への関心は非常に高い様子がうかがえますね。

僕がTW-127XP4Lを

〇やはりドラム式洗濯機でも洗浄力を重視する方

〇スーツを着るご主人様や、学生服を着るお子さんがいて、クリーニングに出せる時間がなかなかないご家庭

〇乾燥の仕上がりでゴワゴワ感が苦手なかた

この様なお客様には自信をもっておすすめしていますよ。

東芝ドラム式洗濯機がシェアを上げている理由

ここまで動画では、東芝ドラム式洗濯機の3モデルの魅力や、どのような方におすすめかを紹介しましたが、実は売れている理由は商品力の他にもあるんです。

ここからは完全なる僕個人の販売員目線で、東芝ドラム式洗濯機が売れている家電量販店裏事情をスバッとお伝えしちゃいます。

僕が考える東芝ドラム式洗濯機が売れている理由は

〇お客様にとって商品コンセプトがわかりやすく、コスパがとても良い

〇販売員にとって接客効率が良くて、商談のタイパがとても良い

この2つだと考えます。

一つ目のお客様にとって商品コンセプトがわかりやすい点についてです。

この動画の前半で紹介しましたが、東芝洗濯機を紹介する時は「今話題のあのウルトラファインバブル搭載のシャワーヘッドの洗濯機版で、洗浄力が良いですよ」このファーストコンタクトで、つかみはOK・お客様も僕の話に耳を傾けやすいお気持ちになって下さいます。

そこから商品説明に入るのですが、販売したい商品を接客する時の僕のスタイルは「メインモデルに対して、対抗馬モデルを選定する」ことです。

もちろん、東芝をおすすめする時の対抗馬は日立かパナソニックになりますが、ここで東芝VS日立・パナソニックのコスパ比較をしてみます。

エントリーモデル・東芝TW-127XM4/参考価格223,000円

洗濯脱水容量12キロ・乾燥容量7キロ

ヒートポンプ乾燥・液体洗剤柔軟剤自動投入付きに対して、同じく自動投入付きモデルで比較すると

パナソニックNA-LX125DL/参考価格298,980円

洗濯脱水容量12キロ・乾燥容量6キロ→ヒートポンプ乾燥

日立BD-SV120KL/参考価格221,000円

洗濯脱水容量12キロ・乾燥容量6キロ→ヒーター乾燥

パナソニックは乾燥容量が1キロ少ないのにもかかわらず、価格が飛びぬけて高いし、日立は確かに価格だけは東芝と近いですが、やはり乾燥容量が1キロ少なく、さらにヒーター乾燥なので、わざわざ日立を選ぶ理由は見当たりませんよね。

次に温水洗浄モデルで比べると

ミドルモデル・東芝TW-127XH4/参考価格239,000円

洗濯脱水容量12キロ・乾燥容量7キロ/UV温風除菌搭載→ヒートポンプ乾燥

これに対して比べると

パナソニックNA-LX127D/参考価格318,780円

洗濯脱水容量12キロ・乾燥容量6キロ→ヒートポンプ乾燥

日立BD-SW120K/参考価格230,000円

洗濯脱水容量12キロ・脱水容量6キロ→ヒーター乾燥

ここでもパナソニックは販売価格がべらぼうに高く、日立に至ってはこのグレードでもまだヒーター乾燥なんです。

東芝だったら日立と同じくらいのご予算で、1キロ多い乾燥容量でヒートポンプ乾燥だし、更にUV温風除菌搭載なので、他のメーカーよりワンランク上の内容になるのは間違いありません。

また最上位モデル特有の液晶タッチパネル仕様で、ドラム式洗濯機を存分に使い倒したい場合でも

東芝TW-127XP4/参考価格255,000円に対して

パナソニックNA-LX129D/参考価格368,280円

日立BD-STX130K/参考価格382,800円

もちろんパナソニックも日立も、指定価格で値引きの無い商品になるのは今さらですが

パナソニックや日立に比べて10万円以上価格がお安くなるんですよね。

お客様にも同じご予算か?もしくは価格がお安い東芝で、内容が良くて、ドラム式洗濯機も幅広く活用出来ますよって、比較対象をしながら実際に接客しています。

そりゃあ東芝ドラム式洗濯機を選ばれますよね。

じゃあ家電の虎さん、お客様にとってコスパが良いのはわかったけど、販売員にとってタイパが良いってどういうこと?とそろそろ質問がくるころかと。

はい!お待たせいたしました!ここからは家電量販店裏事情・お客様には言えない内容で、あくまでも僕の店舗の場合です。

ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、イマドキの家電売り場は「社員」が非常に少なくなっています。僕のお店の場合は1000坪売り場で実際に商談する「社員」は常時4人。その他は派遣社員さんやアルバイトの方などが大多数になります。

商談はもちろんですが、それ以外の管理業務も山盛りあるので、僕も毎日ひーひー言っているんですよね。

時間をかけずに量をこなさないと、自分の仕事が終わりません。家電製品の商談といえども例外ではないんです。

1つの商談は出来るだけコンパクトに・スピーディーに・件数をこなすことが求められています。そうでないと、少ないスタッフ数で大勢のお客様の対応が難しく、売り上げはあがりません。

スピーディーな商談で、いかにその商品をお客様にわかりやすくお伝えするか?その販売員の腕の見せ所ですよね。

余談ですが、今日は1時間半ずーっと一つの商談をやっていた若手スタッフ君がいて、商品は売れたけれど「接客時間が長すぎる」と店長に怒られていました。

そんな販売員の裏事情から比較をすると、

〇パナソニックは指定価格で値引きがなく、高単価であることをお客様にご納得いただくことから始まるので、商談に時間がかかる

〇日立は商品特徴が若干わかりにくくクセがあるので、商品の内容をお客様にわかっていただくことに時間がかかる

これに対して東芝は

〇洗いの特徴「ウルトラファインバブル」の知名度や認知が高いので、「あの有名シャワーヘッドの洗濯機版」と伝えるだけで、内容がすぐに伝わる

〇洗濯乾燥でUV除菌が搭載されていると伝えるだけで、お客様の好感度がアップする

など商品内容が明快で、くどくど言わなくてもお客様に伝わりやすく、またコスパも最高!

ご予算を抑えるけれども、良いものを選びたいお客様と

わかりやすい商品内容と圧倒的なコスパの良さで、短時間の商談で売りやすい販売員と

もちろん商品を売りたいメーカーと

三者共にメリットが大きいドラム式洗濯機って東芝くらいかなと。

これは僕個人の考えですが、いまどき数少ないWIN/WINの商品なのが、まさに東芝ドラム式洗濯機が売れている理由の一つだと思います。

まとめ

以上、東芝ドラム式洗濯機XP4・XH4・XM4の違いとそれぞれどのようなお客様におすすめか?東芝ドラム式洗濯機が売れている理由を解説しました。

使ってみたお客様のお声や、僕の実際の商談内容が、東芝ドラム式洗濯機で迷っている方のお役に立てれば嬉しく思います。

また後半は僕の辛口本音トークになりましたが、このブログだからこそ家電量販店裏事情をスバっとお伝えしました。

ぜひ参考にしていただけたら幸いです。

次回もよろしくお願いします!

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