いらっしゃいませ、家電の虎です。
今は55型が昔みたいに高いわけではございません。まあグレードにもよりますけどね。
金額順にこれから夏から秋にかけてこれは絶対に買うべきテレビをご紹介していきます!
液晶テレビから7つ、有機ELテレビから3つの合計10機種を選びました。
エントリーモデルからハイグレードモデルまで、価格順にご紹介するので、ご予算などに合わせて参考にしていただければと思います。
液晶テレビ・有機ELテレビおすすめ2025
ハイセンス 55A6K(55E6K)
1つ目は、ハイセンスの55A6Kです。
このテレビには、家電量販店などの店舗用型番と、Amazonなどネット通販専用の型番があります。
A6Kシリーズが店舗用、E6Kがネット通販用の型番になっているのが豆知識です。
価格などの基本情報はこちらです。
目安の価格(税込) | 65,332円 |
本体寸法(幅×高さ×奥行cm) | 123.2×76.9×27.4 |
倍速機能 | × |
スピーカー音声実用最大出力 | 16W スピーカー合計2個 |
目安の年間電気代 | 3,565円 |
55A6Kは、こだわりがない方におすすめの格安テレビです。
残像感を抑える倍速機能はないものの、斜めから見ても色あせが少ないADSパネルを採用しているので、複数人での視聴や真正面から以外でも見やすいのがポイント。
YouTubeなど19個の動画配信サービスや、iPhoneなどスマホやタブレットなどの画面を映し出すミラーリング機能など、最近のトレンド機能もバッチリおさえているため使い勝手も十分です。
注意点としては、外付けHDDへの録画は2番組同時にはできない点と、VRRなど最新のゲーム機能には対応していない点でしょうか。
あと、スピーカーも音質もそれなりなので、映画などを大迫力で楽しみたいって方は物足りなさは感じると思います。
それでも、55型で7万円をきる価格破壊なテレビなのは間違いありません。
こだわりもなく、必要最低限の機能と画質があればOK、という方は、55A6Kでも十分満足できると思いますよ。
TVS REGZA 55M550M
2つ目は、TVS REGZA(旧 東芝)の55M550Mです。
価格など基本情報はこちら。
目安の価格(税込) | 113,993円 |
本体寸法(幅×高さ×奥行cm) | 123.2×73.7×25.9 |
倍速機能 | × |
スピーカー音声実用最大出力 | 20W スピーカー合計2個 |
目安の年間電気代 | 3,906円 |
55M550Mは、国内メーカーで価格の安い55型を探している方におすすめなテレビです。
全体的には、1つ目のハイセンスと同じようなスペックであり、2番同時録画機能や倍速機能などは非対応となっています。
地デジやネット動画などをクリアに映し出したり、ドラマなどで人の顔を自然な感じで見やすく表現したり、レグザならではの高画質化機能が多く、価格以上の画質に感じていただけるのが特徴です。
また、ハイセンスとは違い、好きなタレントやジャンルの番組を探しやすい「ざんまいスマートアクセス」や、好みの番組や動画などを自動で検索してくれる「みるコレ」などが満載。
色んな番組や動画を楽しみたい方はもちろん、推し活などにも活用できると密かに好評な機能なんですよ。
省エネ性能にもこだわったテレビなので、年間の目安電気代が約4,000円と安い点も地味に光ります。
2023年11月発売のため、春に発売された他の新製品に比べても安くなっているので、この夏から秋に狙っていただきたい機種として、ぜひ覚えてあげてくださいね。
ハイセンス 55U8N
3つ目は、再びハイセンスから55U8Nです。
ここからミドルクラス以上の機種でのご紹介が続きます。
やっぱり価格が安いテレビとして、ハイセンスが目立ちますね。
価格などの基本情報はこちら。
目安の価格(税込) | 133,860円 |
本体寸法(幅×高さ×奥行cm) | 123.0×78.1×29.4 |
倍速機能 | 〇 |
スピーカー音声実用最大出力 | 40W スピーカー合計3個 |
目安の年間電気代 |
55U8Nは、格安のmini LED液晶テレビが欲しい方にはイチオシのモデルです。
ハイセンスのなかではスタンダードモデルに位置しますが、mini LEDならではの黒色の締まりが立体感のある映像を映し出します。
また、色彩をリアルに表現可能な量子ドットも採用しているので、他社の同じ価格帯のテレビより画質に優れているのがおすすめポイントですよ。
それ以外の機能は、1つ目にご紹介した55A6Kとほとんど同じですね。
ゲームモードがゲームモードproになり、最新ゲーム機器に対応し、より快適にプレイできたり、スピーカーの音響性能がパワーアップしていたりする点は嬉しいところです。
ただし、mini LED液晶テレビだからといって、画質への過剰な期待は禁物。
mini LEDバックライト搭載機ではありますが、色合いや明るさは他メーカーの中~上位モデルには一歩及ばないといった印象だからです。
「この価格なのに、これだけの性能ならお買い得だよね!」
そんな感想が多い、コスパの高いテレビとして検討してほしい1台です。
シャープ 4T-C55GN2
4つ目は、シャープの4T-C55GN2です。
価格などの基本情報はこちら。
目安の価格(税込) | 175,779円 |
本体寸法(幅×高さ×奥行cm) | 123.2×77.7×28.1 |
倍速機能 | 〇 |
スピーカー音声実用最大出力 | 35W スピーカー合計4個 |
目安の年間電気代 | 5,394円 |
4T-C55GN2は、低反射の見やすい画面で豊富なネット動画を楽しみたい方にぴったりなモデルです。
シャープ独自の「N-Blackパネル」のおかげで、反射が少なく明るい日中でも、映り込みが少なく見やすいのがお客様から好印象なところ。
Google TVを搭載しており、豊富なアプリを55型の大画面で色々楽しむことができます。
また、Wi-Fi6Eに対応しているため、対応している無線ルーターを使えば高速かつ安定した通信環境が実現できるのも、まだまだ他社では実装していない特徴です。
ひとつ前の2023年モデルに比べて、AIやセンサーを使った高画質化機能も進化。
アニメや風景、コンテンツごとのシーンなどをテレビ側でより正確に解析できるようになったため、精細感やコントラストなどがキレイになりました。
テレビの画面の首振り機能や、テレビの後ろで配線をまとめられる機構など、使い勝手の面でも工夫が多く、万人受けしやすいテレビです。
さらに、新たにズーム可能な「2画面機能を」採用。
2つの放送を同時に視聴したり、片方で番組を表示しながらもう片方でゲームしたりなど、より多彩なテレビになりました。
1つ注意点なのは、この価格なのにもかかわらず、外付けHDDへの2番組同時録画機能は使えない点。
また、録画中は2画面表示機能が使えません。
2024年モデルの新製品なのに、内蔵チューナーが各2個になってしまったために発生したデメリットですね。
地デジなどの放送波をまだまだメインにしているよ、そんなお客様は気を付けてください。
どっちかっていうと、ネットコンテンツメインの方向けのテレビと言えますね。
パナソニック TV-55W90A
5つ目は、パナソニックのTV-55W90Aです。
主な基本情報はこちら。
目安の価格(税込) | 180,909円 |
本体寸法(幅×高さ×奥行cm) | 123.1×76.8×30.3㎝ |
倍速機能 | 〇 |
スピーカー音声実用最大出力 | 30W スピーカー合計2個 |
目安の年間電気代 | 5,115円 |
TV-55WA90Aは、パナソニックで55型が欲しい方や、AmazonのFire TVと同じ操作感が好きな方におススメなモデルです。
なにせ、今期のパナソニックの55型は、これしかありませんから。
パナソニックは有機ELテレビに注力しているのが明確で、液晶テレビのラインナップはすごく少なくなっているんです。
ただ、従来型のLEDバックライトにも関わらず比較的メリハリのある映像や、残像感の少なめなクリアさはパナソニックの良さだと思います。
そこに今年から取り組んでいるAmazonと共同開発の専用Fire TV OSを採用し、さまざまなネット動画を扱えるように進化しているのがポイントです。
Google TVとは一味違った操作感は、慣れれば非常に使いやすいと感じる方も多そうだなと思います。
アレクサボタンを利用することで、対応している照明やエアコンなどスマートホーム製品の操作ができる点や、テレビの操作が可能な点は便利に進化したポイントだと言えます。
また、パナソニックが従来から特徴としている独自機能もしっかり使えるのも大事。
録画番組を他の部屋で視聴できる「お部屋ジャンプリンク」や4K放送も含めた2番組同時録画機能など、これまでパナソニックのテレビを使ってきた方も使いやすい設計になっています。
これまでのパナソニックでは、ネット動画など初期から入っているアプリ以外は使えなかったので、Fire TV OSによりその弱点が克服されたのは素晴らしい挑戦だと思います。
ただ、その一方でアマゾンのアカウント登録をしなければネット機能が一切使えないなど、人によっては敷居が高くなったと感じる方もいるかもしれません。
Amazonユーザーの方や、これまでパナソニックを使ってきた方は、まず店頭で触ってみてほしいテレビ第1位もしれませんが、便利に感じる方はぜひ検討してみてくださいね。
ソニー XRJ-55X90L
6つ目は、ソニーのXRJ-55X90Lです。
価格などの基本情報はこちら。
目安の価格(税込) | 217,798円 |
本体寸法(幅×高さ×奥行cm) | 122.5 x 73.8 x 34.5(標準スタイル) 122.5 x 77.8 x 34.5(サウンドバースタイル) |
倍速機能 | 〇 |
スピーカー音声実用最大出力 | 30W スピーカー合計4個 |
目安の年間電気代 | 5,177円 |
XRJ-55X90Lは、バランスの良いテレビで、画質や機能性など総合力が高くさまざまなお客様におすすめがしやすい1台です。
明るめの映像、聞きやすいスピーカー音声、Google TVによる豊富なアプリなど、テレビとしての完成度は高いと思います。
リモコンも、電源オフの状態からでも一発で見たい番組やネット動画が起動まででき、音声検索のスピード感も他メーカーと比べてもサクサクできる印象です。
立体感と迫力が欲しくてサウンドバーを考えている方用に、スタンドの高さを上げてテレビの真下スペースにサウンドバーを設置できるのもよく考えられています。
さらに、お子さんがいるご家庭には、LINEを利用した「BRAVIAみまもり」がおすすめポイント。
LINEアプリで、地デジやアプリの使用時間がチェックデキたり、テレビ画面にメッセージが送れたり、お子さんによるテレビの使い過ぎ対策ができます。
正直、これはうちにも欲しい機能です。
目安の価格は約21万円とご紹介しましたが、けっこう店舗などでもキャンペーンでお値引きがあることも多く、もう少しお安く買えるケースが多いと思います。
さすがにmini LED液晶テレビには画質面ではかないませんが、性能と価格面を見るとお買い得感があるテレビです。
「どれにしたらいいのか分からない、けどそこそこのクオリティのものがほしいな」
そんなお客様にはまずおすすめしたいモデルですよ。
TVS REGZA 55Z870N
おすすめの液晶テレビ、ラスト7つ目はレグザの55Z870Nです。
価格などの基本情報はこちら。
目安の価格(税込) | 260,181円 |
本体寸法(幅×高さ×奥行cm) | 123.3×77.2×26.5 |
倍速機能 | 〇 |
スピーカー音声実用最大出力 | 60W スピーカー合計7個 |
目安の年間電気代 | 3,751円 |
55Z870Nは、せっかく買うなら良いテレビが欲しい、そんなこだわりをもった方にはぜひおすすめしたい1台です。
特徴は色々あるのですが、簡単にまとめると主には4点。
レグザエンジンとmini LED液晶テレビによる高画質、最大60Wのパワフルスピーカー、タイムシフトマシンによる地デジの自動録画機能、快適なゲームプレイが可能のゲームモードの4つです。
もともとあらゆる映像を高画質化するのが得意なレグザのエンジンと、mini LEDと量子ドットパネルの高コントラストかつ豊かな色彩表現により、店頭でお客様にご覧いただいた時も。
「確かに違いますね!」
なんて他のテレビとの違いに、納得していただけることが多いです。
液晶テレビの明るく鮮やか、というメリットをしっかり活かした造りになっていると思います。
音質に関しても、サウンドバーなしのテレビ単体の音としては、これで十分といったご意見をいただくことが多い印象です。
本体上部に配置されたスピーカーからもしっかり音が出るので、音の定位感はけっこう感じられますよ。
極めつけはタイムシフトマシン。
外付けHDDを用意すれば、地デジを最大6チャンネル自動録画しちゃいます。
録画予約をする手間がなくなりますし、古い番組も自動で削除されるので、見た番組を消す手間からも解放されます。
また、ゲームに関してもPS5やゲーミングPCを接続すれば、なるべく遅延の少ない滑らかな映像でプレイ可能です。
専用のメニュー設定もあり、ゲーミングモニターのような感覚で使えるのも魅力がましています。
画面の首振り機能もあり、全体的に大きな弱点は見当たらない高評価テレビとしておすすめしたいです。
シャープ 4T-C55FQ1
それでは、ここからは有機ELテレビのおすすめ機種を3つご紹介いたします。
その1つ目が、シャープの4T-C55FQ1です。
価格などの基本情報はこちら。
目安の価格(税込) | 237,492円 |
本体寸法(幅×高さ×奥行cm) | 122.7×77.1×28.1 |
倍速機能 | 〇 |
スピーカー音声実用最大出力 | 70W スピーカー合計11個 |
目安の年間電気代 | 5,580円 |
4T-C55FQ1は、明るく鮮やかな有機ELテレビが欲しい方にまずおすすめです。
他社で採用されている低反射技術はあえて採用しておらず、その分良くも悪くも光沢感のある有機ELテレビらしい仕上がりになっています。
シャープの従来モデルに比べても、新たにより放熱性能に優れた構造や発光量の制御技術を取り入れており、明るさやメリハリに長けた映像が目を引きますよ。
また、シャープといえば実はスピーカー性能にも力を入れている点にも、注目してあげて欲しいんです。
画面上部にあるハイトスピーカーをはじめ、合計11個ものスピーカーを搭載し、見ている人にクリアかつパワフルな立体音響を届けます。
正直、下手なサウンドバーならなくても大丈夫じゃないかな・・・と思ってしまうので、サウンドバーとセットでご提案するときに新入社員とかだと苦戦するテレビでもだったりする面も。
2024年モデルの液晶テレビシリーズと違い、本機は地デジ・BS放送なら外付けHDDへの2番組同時録画も可能です。
2画面表示機能はないものの、Google TVをはじめとするシャープの便利な部分はしっかり積み込んでいるので、使い勝手も十分。
少し残念なのは、去年の8月に発売されたモデルの割に、まだそこまで安くなっていない点。
それもさらに前の2022年モデルをこの夏まで継続販売していたのが原因なんですけどね。
でももう型落ちモデルの在庫は完売しているところが増えました。
これから価格も下がっていくと思うので、まずはおすすめにチョイスさせていただきました。
TVS REGZA 55X8900N
有機ELテレビ、2つ目はレグザの55X8900Nです。
基本的な情報はこちら。
目安の価格(税込) | 249,993円 |
本体寸法(幅×高さ×奥行cm) | 122.6×(低)76.8/(高)79.8×26.5 |
倍速機能 | 〇 |
スピーカー音声実用最大出力 | 72W スピーカー合計6個 |
目安の年間電気代 | 5,115円 |
55X8900Nは、低反射の見やすい有機ELテレビを探している方にぴったりです。
レグザエンジンによる高い映像技術はそのままに、低反射有機ELパネルを採用し見やすさと高画質を両立しているのが推しポイント。
ひとつ前のX8900Lシリーズも好評でしたが、本機も店舗やネット通販どちらでも売れ行き好調の様子を見せています。
レグザならではの高画質はもちろん、2024年モデルのトレンド機能であるネット動画のグラデーションのような色ムラを抑える「バンディングノイズ抑制機能」など、正統進化したモデルです。
また、聞きごたえのあるスピーカーシステムや、サウンドバーも置けるように2パターンの高さで組立可能な首振りスタンド、好きなタレントや番組を見つけやすい「ざんまい機能」など、
「有機ELテレビなら、とりあえずこれ買っておけばいいんじゃない?」
と思える万能タイプです。
もし有機ELテレビを選ぶ際に迷うなら、55X8900Nをまずチェックして見てください。
パナソニック TV-55Z95A
ラスト1台は、パナソニックのTV-55Z95Aです。
基本情報はこちら。
目安の価格(税込) | 366,300円 |
本体寸法(幅×高さ×奥行cm) | 122.7×79.2×34.8㎝ |
倍速機能 | 〇 |
スピーカー音声実用最大出力 | 150W スピーカー合計6個 |
目安の年間電気代 | 5,952円 |
TV-55Z95Aは、画質・音質にこだわって1番いいテレビが欲しい方におすすめな、パナソニックのフラッグシップモデルです。
新世代有機ELとよばれる「マイクロレンズアレイ有機EL」と、AIによる超解像技術を利用した新型エンジンによる、明るくクッキリした映像が最大の長所。
店舗に並んでいるテレビのなかでも、ひときわ目立つモデルがあったなら本機かもしれないですよ。
2024年のパナソニックのテレビは、全機種にAmazonのFire TV OSが採用されており、ネット動画の対応力もばっちり。
その進化ポイントを活かせるように、ネット動画のノイズ除去や高画質化もパワーアップしており、いよいよ隙が無いテレビに仕上げてきています。
部屋の明るさや照明の色味に合わせた画質の自動調整機能や、テレビが倒れにくくなる転倒防止スタンドや画面の首振り機能など、基本機能の充実ぶりも店員目線でお客様におすすめしやすいポイントです。
ほんと唯一の欠点は、価格が高額なところ。
55型で約37万円ですから、予算が合わないよって声も聞こえてきそうです。
さらには指定価格なので、お値引きも一切できませんから、テレビに予算がかけられる方しか選択肢に入れられないのは残念ですね。
それでも予算が許されるお客さまで、「おすすめの1台はどれ?」なんて言われたまずおすすめしたいテレビであるのは間違いないですよ。
まとめ
それでは今回の動画のまとめです。
本日は、2025年におすすめしたい55型テレビを、液晶と有機ELあわせて10機種ご紹介いたしました。
55型のサイズは1番バリエーションが豊富なサイズ帯でもあるがゆえに、テレビ選びに迷ってしまうお客様が多いのも事実です。
今回の記事が、少しでも参考になれば嬉しいです。
本日はここまでになります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
次回もよろしくお願いいたします。