有機ELテレビの中でも液晶並みにお得なモデルおすすめ5選|安い時期を逃すな!

有機ELテレビ高いけど、2025年になり手の届く価格帯になってきました。

そこで今回は液晶テレビと迷っている人で少しだけ奮発すれば購入できそうな有機ELテレビを5つご紹介していきます

いらっしゃいませ、家電の虎です。

新年明けましたので有機ELテレビの価格がだいぶお財布に優しくなってきました。

ただ、安いだけじゃなくこれ買えば失敗しないぞ!っていうモデルを5つご紹介していきます。

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目次

有機ELテレビおすすめ2025

①TVS REGZA X8900Nシリーズ

1つめは、レグザのX8900Nシリーズです。

店舗での売上や価格ドットコムでも人気モデルといえば、このX8900Nシリーズです。

サイズ展開と目安の価格など、おおまかな仕様はこちら。

サイズラインナップ48型 55型 65型
低反射パネル
内蔵チューナー数 (地デジ・BS/CS・BS4K)3/3/2
音声最大出力72W
スピーカー数フルレンジ4個・ツィーター2個
年間の目安の電気代 (1日あたり5.1時間の平均視聴時間/18.9時間の待機時間、電気代単価31円で算出した場合)48型 4,433円 55型 5,115円 65型 6,634円

お求めやすい価格の安さと、低反射パネルと優秀なエンジンによる画質の良さが本機の最大の特徴といえます。

当チャンネルでもなんどかご紹介している機種でもありますが、売れ筋の有機ELテレビとしてまずおすすめするならこれですね。

ネット動画はもちろん、地デジをキレイに映し出す性能も高いですし、低反射パネルなので明るい部屋でも見やすいのも嬉しいポイント。

液晶テレビは明るいですが、「そこまで明るくなくていいよ」「明るいとまぶしくて目が疲れやすいんだ」って方は、ほどよい明るさとしっかり黒がしまったメリハリのある映像が楽しめます。

音質に関しても、テレビ単体で考えるなら十分パワフルな性能です。

もし、「映画やライブを楽しみたいからもっと良いサウンドを!」と欲が出てきてしまった場合でも、スタンドが2段階の高さで変更でき、サウンドバーを設置するスペースが確保できる設計なのも気が利いています。

幅40㎝ 奥行き30㎝の1本足タイプのスタンドなので、持っているテレビ台が小さめの方でも設置しやすいです。

また、画面の角度は左右15度に調整ができ、洗い物をしながら見るなど真正面以外から見る時に角度の調整ができます。

快適にプレイできるゲームモードも搭載しており、遊びの面からも十分な性能を備えていて死角が少ないテレビです。

2024年4月に発売されてから順調に価格が下がり、55型に関しても20万円をきりましたから、十分お買い得になりました。

有機ELテレビらしいくっきりした映像で、地デジからネット動画まで高画質に楽しみたい方に、まず候補に入れてほしい1台です。

②TVS REGZA X9900Nシリーズ

2つめは、同じくレクザから X9900Nシリーズです。

レグザのテレビの中でもフラッグシップモデルの位置づけにあり、55型を筆頭に高級モデルながら売れ行き好調のシリーズです。

主なサイズと仕様はこちら。

サイズラインナップ55型 65型
低反射パネル
内蔵チューナー数 (地デジ・BS/CS・BS4K)9/3/2
音声最大出力55型 170W 65型 180W
スピーカー数55型 ・2wayメインスピーカー(フルレンジ 2個、ツィーター 2個) ・2wayサイドスピーカー(フルレンジ 2個、ツィーター 2個) ・トップスピーカー 2個 ・センタースピーカー 2個 ・ウーファー 2個 合計 14個   65型 ・2wayメインスピーカー(フルレンジ 2個、ツィーター 2個) ・2wayサイドスピーカー(フルレンジ2個、ツィーター2個 ・2wayトップスピーカー(フルレンジ2個、ツィーター2個) ・2wayセンタースピーカー(フルレンジ2個、ツィーター2個) ・ウーファー2個 合計 18個
年間の目安の電気代 (1日あたり5.1時間の平均視聴時間/18.9時間の待機時間、電気代単価31円で算出した場合)55型 7,812円 65型 8,401円

サイズは55型と65型の2種類なので、もう少し小型が欲しい方や77型のようなビッグサイズが欲しい方には残念かもしれません。

X9900Nの最大の特徴は、次世代の有機ELパネル「マイクロレンズアレイ パネル」を採用した点です。

これはLGやパナソニックの最上位モデルも採用しているパネルで、簡単に説明すると従来以上に効率よく光を発することができ、有機ELテレビながら高い明るさを備えたパネルとなっています。

そのおかげで、黒の再現力がもともと高い有機ELテレビですが、これまで以上の明るさを表現できるおかげで、よりリアルな映像表現が可能になり評判がいいんですよ。

店舗に並べたテレビのなかでも、ひときわ目立って見えるのもお客様や店員同士でも好評です。

また、仕様のところでも挙げましたが、本機はスピーカー性能にも並々ならぬこだわりを見せています。

立体音響が楽しめるように、上向きや横向きのスピーカーはもちろん、声を担当するスピーカーや重低音用のウーファーなど、合計14個もしくは18個のスピーカーを駆使したサウンドを届けるんです。

へたなサウンドバーを置く必要性を感じさせない音へのこだわりも、フラッグシップ機として満足していただける仕様になっています。

年明けの特番などもそうですけど、テレビの大画面で好きなアーティストや推しのライブなど見る時も音の良さって大事ですよね?

サウンドバーまで置きたくはないけど、良い音で聞きたいって方にもおすすめです。

また、推し活にも便利な機能が満載なのも魅力的な点。

地デジの番組を自動で録画しておける「タイムシフトマシン」、好きなアイドルやアーティストの出演番組やシーンをチェックしやすい「みるコレ」など、便利な機能で推し活がはかどることをメーカーが特徴としてあげているのも面白いと思います。

YouTubeやプライムビデオなど、ネット動画の利用もいいですけど、まだまだ地デジなどでもいろんな番組やってますからね。

高画質・高音質にくわえ、使い勝手のいい機能が満載のX9900Nシリーズ。

今年の有機ELテレビのなかでも最強の一角を担うモデルが、順調に安くなっていますので、気になった方はぜひチェックしてみてください。

③ソニー XR80シリーズ(ブラビア8)

3つ目は、ソニーのXR80シリーズ。

「ブラビア8」の名前でカタログなんかには載っていますね。

サイズは55型からの3種類。

価格や主な仕様はこちらです。

サイズラインナップ55型 65型 77型 
低反射パネル
内蔵チューナー数 (地デジ・BS/CS・BS4K)3/3/3
音声最大出力55・65型 50W 77型 56W
スピーカー数アクチュエーター×2個 トゥイーター×2個 サブウーファー×1個
年間の目安の電気代 (1日あたり5.1時間の平均視聴時間/18.9時間の待機時間、電気代単価31円で算出した場合)55型 5,177円 65型 6,045円 77型 7,719円

ソニーの有機ELテレビは2種類あり、そのなかのスタンダードモデルに位置するのがブラビア8です。

従来型の有機ELパネルなので、とびぬけて明るいとか色鮮やかさがあるとかではないですが、プロセッサー「XR」の実力もあり人の目にも見やすいクセのない映像が楽しめます。

また、Google TV搭載でネットコンテンツをサクサク使えるのも特徴です。

もともとインストールされているアプリはもちろんのこと、スマホと同じように検索して、必要だったり気になったりしたアプリを探してみるのもいいと思います。

音声検索も反応速度はいいので、お気に入りのコンテンツや俳優などを探すのも楽ちんです。

音の性能でも独自性があり、画面を振動させ音を届ける「アコースティックサーフェス オーディオプラス」は、臨場感もありつつ聞きやすい音の広がりがあります。

最近のテレビはスピーカーが背面や下向きについており、音 とくに人の声やセリフが聞き取りづらいシーンってありませんか?

ソニーのブラビア8は、「ボイスズーム3」って機能があり、音量はそのままに人の声だけを大きくしたり小さくしたりできるんです。

映画のセリフや音楽ライブのボーカルの声など、もう少し大きな声でしゃべってほしいって時に効果抜群の機能なんです。

この機能が決め手になって、ご購入いただけるお客様もいらっしゃるくらいなので、ここはぜひ気になってみてください。

他にも、お子さんがいる方には好評な、テレビ番組やアプリの使用状況をチェックできる「ブラビアみまもり」や、プライムビデオとネットフリックスを最適な画質で再現できる機能など、使い勝手のいい機能も満載です。

今回ご紹介5選のなかでは、比較的高価なシリーズですが充実した性能のテレビをお探しの方には一考の価値ありかな、と思います。

④シャープ GQ3シリーズ

4つ目は、シャープのGQ3シリーズ。

シャープの有機ELテレビのなかでは、エントリーモデルであり、また消費電力を抑えるところにも注力したシリーズとのことです。

サイズラインナップなどの基本情報はこちら。

サイズラインナップ48型 55型 
低反射パネル
内蔵チューナー数 (地デジ・BS/CS・BS4K)3/3/2
音声最大出力50W
スピーカー数ツィーター×2個 フルレンジ×4個
年間の目安の電気代 (1日あたり5.1時間の平均視聴時間/18.9時間の待機時間、電気代単価31円で算出した場合)48型 3,813円 55型 4,681円

48型と55型の2機種展開なので、そこそこの大きさを検討中の方に向けてのシリーズともいえます。

また、年間の目安電気代が安いのも特徴ですね。

1年間での目安なので、数百円だと「あんまり変わらないじゃない」と思われるでしょうが、メーカーとしては省エネ基準達成率100%の目標は大変みたいです。

本機、GQ3シリーズに搭載されている映像エンジンの「メダリスト S4」はひとつ前の世代のものです。

スピーカーも上向きスピーカーやサブウーハーなどは採用しておらず、同じ有機ELテレビのGQ1シリーズなどと比べてもやや性能面では見劣りしますが、その分価格を抑えた仕様なので、コスパ重視の方には魅力的じゃないでしょうか。

他にも、2024年モデルのアクオスのなかでは、数少ない2番組同時録画ができるモデルです。

今年のアクオスは、外付けHDDへの番組録画が1つしかできない裏番組録画モデルが多くて、録画機能をまだまだ使うという方には注意が必要なんですが、GQ3シリーズは従来通りダブル録画ができますよ。

そのかわり、2画面表示機能はありませんけどね。

Google TV搭載のため、豊富なアプリが扱えるのも魅力の一つ。

予算を抑えながらツヤのある有機ELならではの映像が楽しみたい方におすすめです。

⑤LG C4シリーズ

5つ目は、LGのC4シリーズ。

LGは、有機ELパネルの製造メーカーでもあるので、自社で部品を用意できるぶん他社より製造コストが低く、価格がお求めやすいのが魅力です。

C4シリーズは、ハイグレードモデルとしてラインナップされており、画面サイズのバリエーションも非常に豊富。

価格や主な仕様はこちらです。

サイズラインナップ42型 48型 55型 65型 77型 85型
低反射パネル
内蔵チューナー数 (地デジ・BS/CS・BS4K)3/3/2
音声最大出力40W 42型のみ 20W
スピーカー数ミッドレンジ+ツィーター×2個 ウーファー×2個   42型 フルレンジ2個
年間の目安の電気代 (1日あたり5.1時間の平均視聴時間/18.9時間の待機時間、電気代単価31円で算出した場合)42型 4,154円 48型 4,712円 55型 5,611円 65型 7,223円 77型 8,866円 85型 10,726円

小型は42型から、大型は国内メーカーにはない85型までそろえており、さまざまなニーズにこたえられるのも特徴ですね。

数世代前の機種なら、ネット動画の画質はともかく、地デジなど放送番組の画質補正能力がいまいちという弱点がありました。

しかし、近年のLGはAI技術も活用し画質面での性能向上もめざましいと好評です。

積み重ねてきたAIを利用した映像の分析や画質の最適化がおこなわれるため、ノイズ感が少なくメリハリのあるクッキリした映像が楽しめます。

マイクロレンズアレイではないものの、従来よりも明るい有機ELパネルになっているので明るさも十分感じられます。

有機ELならではの黒の締まりもありますし、映画コンテンツを楽しむための画質モード「フィルムメイカーモード」もあり、じっくり映画鑑賞をする方にも喜ばれるんじゃないでしょうか。

独自の操作感をほこる「マジックリモコン」やGoogle TVとも違ったLGオリジナルの「web OS」を採用し様々な動画配信サービスなどのコンテンツを利用できるなど、他社とは違った使い勝手もLGならではといえます。

また、リフレッシュレート144Hz・応答速度0.1msのなめらかな映像と、使いやすいゲームメニューもあるので、ゲームプレイにも強い味方です。

惜しい点としては、実物を置いている家電量販が少ないことでしょうか。

都心や大型の店舗ならともかく、あんまりLGのテレビってお店に置いていないので、実機をさわったり見たりできないのは残念な点だと思います。

設定やメニュー表示、操作面も国内のメーカーに慣れている方からすると、始めのうちは使いにくいと感じることがあるかもしれませんね。

それでも、圧倒的な価格の安さと、部屋や用途に合わせて選べるサイズの豊富さなど、LGならではの強みが満載のC4シリーズは、検討してみる価値があると思いますよ。

⑥おまけ パナソニック Z90Aシリーズ

最後におまけとして、パナソニックのZ90Aを簡単にご紹介して終わりにしますね。

パナソニックの有機ELテレビとしては、スタンダードモデルです。

サイズなどの基本情報はこちら。

サイズラインナップ55型 65型 
低反射パネル
内蔵チューナー数 (地デジ・BS/CS・BS4K)3/3/2
音声最大出力80W
スピーカー数イネーブルドスピーカー×2個 フルレンジ×2個 ウーハー×1個
年間の目安の電気代 (1日あたり5.1時間の平均視聴時間/18.9時間の待機時間、電気代単価31円で算出した場合)55型 5,332円 65型 6,758円

指定価格モデルなので、お値引きなどはできませんが、ナチュラルな映像や暗い部分もしっかり表現でき、高画質が楽しめる有機ELテレビです。

色づかいなど、派手さがあるわけではないですが、立体感とリアルな映像が映し出されて「これぞ有機EL!」って感じの映像が僕は好きですね。

今年のパナソニックのテレビは、AmazonのFire TVを搭載していて、YouTubeやネットフリックスなどを利用するなら、Amazonアカウントでのログインが必要です。

ちょっと不慣れな人は少し戸惑うかもしれないのが気になる点ではあります。

あと、今までとはメニュー表示や操作面が異なるので、ずーっとパナソニックのテレビを使ってきたからすると、はじめのうちはやや戸惑うと思います。

音量表示も画面の上部に出てきて、僕も始めはどこにあるのか探しました。

音に関しては、上向きのイネーブルドスピーカーやウーハーを積んでいますが、前向きのセンタースピーカーを搭載した上位モデル・Z95Aには及びません。

当たり前ですが。

それでも特に問題はないと思いますから、必要があればサウンドバーの導入をすると映画やライブなどがワンランク上のコンテンツとして楽しめること間違いなしだと思います。

指定価格ではありますが、発売当初よりはちょっと安くなっていますから、興味がある方はぜひ見てみてくださいね。

まとめ

それでは本日の動画のまとめです。

今回は、液晶テレビ並みにお得な有機ELテレビおすすめ5選とおまけ1選をご紹介いたしました。

Mini LED液晶テレビがどんどん出てきて勢力を伸ばしてきていますが、完全な黒の表現や立体感のある映像は有機ELテレビが以前強いと思います。

テレビを見ないって方も増えていますが、ネットフリックスやプライムビデオなど動画配信サービスを利用する方は多いですよね。

高画質でコンテンツも豊富な動画配信サービスを、有機ELテレビでじっくり楽しむのもいいと思いますよ。

今回の内容が、お買い得なモデルを選ぶ参考になれば嬉しいです。

本日はここまでになります。

最後までご覧いただきありがとうございました!

次回もよろしくお願いします。

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